貴陽駅

貴陽駅

貴陽駅（きようえき、簡体字: 贵阳火车站）は、中華人民共和国貴州省貴陽市南明区に位置する重要な鉄道駅です。中国国鉄成都鉄路局が管轄しており、貴陽市における鉄道輸送の中心的な役割を担っています。

駅構造

地上駅である貴陽駅は、2面の単式ホームと4面の島式ホームを有しています。駅の南西方向には車両基地が設けられており、列車の整備や管理が行われています。

所属路線

貴陽駅には、以下の複数の鉄道路線が乗り入れています。

川黔線: 重慶駅を起点とする路線で、貴陽駅は起点から423.6km地点に位置します。
滬昆線: 上海南駅を起点とし、かつての湘黔線と貴昆線が統合された路線です。貴陽駅は上海南駅から2022km、株洲駅から905km、終点の昆明駅まで639kmの地点にあります。
黔桂線: 柳州駅を終点とする路線で、貴陽駅は終点まで489kmです。貴定駅までは滬昆線と路線が重複しています。
貴陽東線: 貴陽南駅まで黔桂線と重複し、貴陽東駅まで12kmの路線です。
貴陽軌道交通1号線: 市内を結ぶ地下鉄路線も乗り入れています。

利用状況

貴陽駅は、黔桂線、川黔線、滬昆線の旅客を取り扱う一等駅として、非常に重要な役割を果たしています。1日に約130本の旅客列車が発着し、多くの人々がこの駅を利用しています。

駅周辺

駅周辺には、交通の便を図るための長距離バスターミナルをはじめ、様々なホテルが立地しています。

長距離バスターミナル
鉄龍酒店
体育賓館
通達飯店
明珠飯店
貴陽五新商務酒店
四川老郷飯店
広東湛江飯店

歴史

貴陽駅は、1959年1月7日に黔桂線の開通に伴い開業しました。駅の設計は倪嘉生が担当しました。

1965年10月1日 - 川黔線が開通。
1966年7月1日 - 貴昆線が開通。
1974年10月23日 - 湘黔線が開通。
1990年代末 - 駅舎改築。
2013年 - 駅舎再改築開始。
2014年1月16日 - 駅舎再改築完了。

隣の駅

中国国鉄
滬昆線・黔桂線: 大土駅 - 谷立駅 - 貴陽南駅（操車場）- 貴陽駅 - 貴陽南駅（操車場）- 貴陽西駅 - 石板哨駅
川黔線: 貴陽北駅 - 貴陽駅
貴陽東線: 貴陽駅 - 貴陽南駅（操車場）- 貴陽東駅（貨物駅）
貴陽軌道交通1号線: 河浜公園駅 - 貴陽火車站駅 - 沙沖路駅

外部リンク

貴陽站站名的由来 （簡体字中国語）
貴陽站（互動百科） （簡体字中国語）

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