金森 (町田市)

金森（かなもり）

概要

金森は、東京都町田市の中部に位置する町名で、金森一丁目から七丁目までの住居表示区域です。郵便番号は194-0012です。町田市の中心部に近く、住宅地として発展してきました。

地理

金森は、北は原町田、金森東、東は金森東、小川、南は南町田、神奈川県大和市下鶴間、西は神奈川県相模原市南区上鶴間本町と隣接しています。町田市のほぼ中央に位置し、境川が神奈川県との境界付近を流れています。

地価

住宅地の地価は、2014年1月1日の公示地価で、金森1-48-2の地点で1平方メートルあたり17万8000円となっています。

歴史

地名の由来

金森の地名の由来には諸説あります。有力な説としては、金堂寺という寺院があった森であるという説や、焼き畑を意味する「カナ」と神社を意味する「モリ」が組み合わさったという説などがあります。しかし、正確な由来は不明です。

沿革

金森の歴史は、明治時代の初期に遡ります。1868年（明治元年）には武蔵知県事と韮山県に分属しましたが、その後東京府に移管されました。しかし、多摩地域が横浜に居住する外国人の遊歩区域であるという理由から、神奈川県に移管されました。

1873年（明治6年）には区番組制により第八区一番組となり、1874年（明治7年）には大区小区制により第八大区二小区となりました。1878年（明治11年）に郡区町村制が施行され、神奈川県南多摩郡金森村となりました。

1884年（明治17年）には、金森村、鶴間村、高ヶ坂村、成瀬村、小川村が連合し、連合戸長役場が鶴間村に置かれました。1889年（明治22年）には、町村制が施行され、金森村を含む5つの村が合併し、南多摩郡南村大字金森となりました。

1893年（明治26年）には、神奈川県の一部が東京府に移管され、東京府南多摩郡南村大字金森となりました。1943年（昭和18年）に東京都制が施行され、東京都南多摩郡南村大字金森となりました。

1954年（昭和29年）には、町田町と南村が対等合併し、町田町大字金森となりました。1958年（昭和33年）には、町田町、忠生村、鶴川村、堺村が合併し、市制を施行して町田市となり、町田市金森となりました。

1964年（昭和39年）には、金森の一部で住居表示が実施され、金森一丁目が新設されました。また、1985年（昭和60年）から2004年（平成16年）にかけて、神奈川県の大和市や相模原市との境界変更が数回行われました。

2012年（平成24年）には、金森と鶴間の一部で住居表示が実施され、金森二丁目から七丁目が新設されました。また、金森、原町田、高ヶ坂の一部で住居表示が実施され、金森東一丁目から四丁目が新設されました。

世帯数と人口

2018年1月1日現在の情報によると、金森の世帯数と人口は以下の通りです。

(具体的な数値はinputデータに記載がないため省略)

小・中学校の学区

金森の市立小・中学校の学区は以下の通りです。

(具体的な学校名はinputデータに記載がないため省略)

交通

鉄道

最寄りの駅は、小田急小田原線・JR横浜線の町田駅、またはJR横浜線の成瀬駅です。

路線バス

神奈川中央交通東のバスが運行しており、「金森」バス停留所からは町田バスセンター、成瀬駅、つくし野駅、すずかけ台駅、つきみ野駅、鶴間駅東口方面への路線があります。また、町田市金森地区コミュニティバス（かわせみ号）も運行しており、成瀬駅南口前へ行くことができます。

「都営金森アパート前」バス停留所からは、町田バスセンター、南町田グランベリーパーク駅方面への路線があります。

道路・橋梁

• - 東京都道141号辻原町田線（町田街道）
• - 南橋
• - 東京都道56号目黒町町田線
• - 境川自転車歩行者専用道路（境川ゆっくりロード）

施設

行政

• - 町田市南市民センター
• - 子どもセンターばあん

教育

• - 町田市立南中学校

消防

• - 町田消防署南出張所

商業施設

• - スーパー三和小川店
• - ダイソー
• - ヤマダデンキ
• - クリエイトSD町田金森店
• - ウェルパーク町田金森店

神社・寺

• - 杉山神社
• - 金森天神社

関連項目

• - 金森

出典

参考文献

• - 『角川日本地名大辞典13東京都』

外部リンク

• - 町田市ホームページ

もう一度検索