長町南駅

長町南駅について



長町南駅は、宮城県仙台市太白区長町南三丁目にある仙台市地下鉄南北線の駅です。駅番号はN16で、バスプールも併設されています。

歴史



1987年昭和62年)7月15日に開業しました。
2009年(平成21年)10月24日には、可動式ホーム柵の運用が開始されました。
2014年(平成26年)12月6日には、IC乗車券icscaが導入されました。
2015年(平成27年)には、駅構内売店の閉店とファミリーマート長町南駅店の開店がありました。
2017年(平成29年)3月30日には、セブン銀行ATMが設置されました。
2018年(平成30年)11月20日には、ホームの発車標が更新されました。

駅構造



長町南駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。富沢駅方面に渡り線が設置されています。駅は太白区役所とザ・モール仙台長町の間の道路下に位置し、この道路沿いに4か所の出口があります。長町南駅は長町との境界にあり、長町駅から西南西の方角に位置しています。太白区役所と同じ敷地に西1と西2の出入口が、東1の出入口はザ・モール仙台長町前、西3の出入口はララガーデン長町の目の前にあります。改札外コンコースには、定期券発売所とファミリーマート長町南駅店があります。

地上にはバスプールがあり、仙台市営バスは主に長町営業所管轄の八木山方面、宮城交通は主に太白区南西部方面へのバスが運行しています。

のりば



1番線:富沢方面
2番線:泉中央方面

利用状況



2022年度の一日平均乗車人員は10,200人で、仙台市地下鉄の駅では仙台駅泉中央駅勾当台公園駅に次いで4番目に多いです。

太白区役所が隣接していることや、西の平・恵和町方面、尚絅学院大・西多賀・鈎取・山田方面へのバスターミナルとしての役割から、駅利用者は多いです。これらのバス路線の多くはJR長町駅からも利用できますが、始発が東口であるため乗り換えが不便なことや、長町南駅以東の渋滞により所要時間が長くなることから、長町南駅を利用する人が多い傾向があります。また、ザ・モール仙台長町の開業によって、商業的な集積が進みました。

駅周辺



地下鉄が通る道と、そこから北に300メートル並行する市道沿いが商業地で、その周囲は中・高層の建物を含む住宅地となっています。

主な施設

仙台市太白区役所
仙台市発達相談支援センター・南部アーチル
ザ・モール仙台長町(地下直結)
地底の森ミュージアム
仙台南郵便局
仙台市立長町南小学校
ララガーデン長町(地下直結)
七十七銀行長町南支店・泉崎支店
仙台銀行長町南支店
バスプール

バス路線



仙台市営バスと宮城交通が発着しています。バス停名は以前、仙台市営バスが「地下鉄長町南駅・太白区役所前」、宮城交通が「長町南駅・太白区役所前」でしたが、東西線開業時に「地下鉄」の文字が除かれ、現在は両事業者とも「長町南駅・太白区役所前」となっています。

主なバス路線

1. 【仙台市営】恵和町・八木山動物公園駅、東北工大長町キャンパス、野草園・仙台駅前・交通局東北大学病院、日赤病院方面
2. 【仙台市営】八木山動物公園駅方面、長町営業所、【宮城交通八木山ベニーランド前経由仙台駅前・県庁市役所、尚絅学院大(西中田経由)方面
3. 【宮城交通】ゆりが丘・尚絅学院大・那智が丘(新道西多賀経由)、ライフタウン名取、川崎方面
4. 【宮城交通秋保温泉、(仙台南ニュータウン経由)茂庭台、山田自由ヶ丘、日本平、仙台南ニュータウン、八木山南団地・八木山動物公園駅、富田・富沢駅、東北工大長町キャンパス・宮交自動車学校方面
宮城交通】長町ループバス(4番ポール付近と9番ポール付近の2箇所にそれぞれ併設)
5. 【仙台市営】降車専用
6. 【仙台市営】南仙台駅・四郎丸方面
7. 【仙台市営】長町営業所、長町駅東口、市立病院方面
8. 【仙台市営】東部工場団地・荒井駅、薬師堂駅方面
9. 【宮城交通】県庁市役所(大年寺前経由・舟丁経由)方面
10. 【宮城交通長町駅東口、市立病院、飯田団地、長町郡山方面

その他



かつて、この駅近辺には秋保電気鉄道の東北特殊鋼駅が存在していました。
開業前の仮称は、旧地名の「長町字鍋田」から鍋田でした。
駅の南側には入換設備があります。
2006年には富沢駅 - 富沢車庫間での列車脱線事故の影響で「長町南行」が運行されました。
2022年には富沢車両基地での無線設備故障の影響で、泉中央駅と当駅の間で折り返し運転が実施されました。

隣の駅



仙台市地下鉄南北線:長町駅 (N15) - 長町南駅 (N16) - 富沢駅 (N17)

脚注



[脚注情報]

関連項目



日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク



長町南駅 - 仙台市交通局

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。