関越交通沼田営業所は、
群馬県沼田市に位置する
関越交通株式会社の営業所です。
路線バス、貸切バス、
高速バス、
タクシーの運行を担い、地域の交通を支えています。
概要
この営業所は、かつて
東武バス沼田営業所が存在した場所に移管され開設されました。
関越交通の営業所の中で、最も広い
路線バスの営業エリアを誇ります。
所在地
群馬県沼田市榛名町根岸4258-1
- - 最寄り駅: 沼田駅(約300m)
- - 最寄りバス停: 清水町
事務所と関係者駐車場(一部
タクシー利用)が上記住所にあります。バスの車庫は営業所の斜め向かい(
沼田市清水町)に位置し、ここはかつての
東武バス沼田営業所でした。
以前のバス営業所は
沼田市東原新町1809-13(
沼田市保健福祉センター前/関越車庫バス停)にありましたが、現在は事務所が取り壊され、車庫の敷地は残っていますが使用されていません。
タクシー営業所は
沼田市材木町1181-3にあり、現在も「
関越交通タクシー」の看板が掲げられ、事務所・車庫として使用されています。
沿革
- - 2019年4月1日: 水上営業所の閉鎖に伴い、路線と車両が移管。
- - 2020年4月1日: 鎌田線、猿ヶ京線、湯元温泉線、水上線で交通系ICカードに対応。
- - 2022年3月25日: 沼田市委託路線「ぬまくる」でデマンド運行を開始。同時に、奈良秋塚循環線、川田線、宇楚井原線、沼須線が廃止。
- - 2022年4月1日: しぶかわタウンバス桜の木線が交通系ICカードに対応。
- - 2023年3月25日: 昭和村でデマンドバス「ベジバス」の運行を開始。昭和村委託の3路線とデマンドバスで交通系ICカードに対応。
- - 2023年3月31日: 吾妻営業所管内での尾瀬バスカードの販売を終了。
- - 2023年4月1日: 川場村循環線が交通系ICカードに対応。
現行路線(一般路線)
沼田市、
渋川市、
みなかみ町、
片品村、昭和村、
川場村、高山村、
栃木県日光市で
路線バスを運行しています。
関越交通の営業所の中で最も路線管轄エリアが広いです。
沼田市内の
路線バスには、一部路線を除きアルファベットの系統記号が付与されています。
主な路線
- - 鎌田線 (B): 上毛高原駅と尾瀬戸倉を結ぶ路線。季節により運行区間や経由地が変更されます。
- - 猿ヶ京線 (C): 沼田市とみなかみ町猿ヶ京を結ぶ路線。上毛高原駅やたくみの里を経由する便があります。
- - 湯元温泉線: 片品村鎌田から日光市湯元温泉を結ぶ季節運行路線。関越交通の路線バスで唯一県境を跨ぎます。
- - 水上線: 上毛高原駅または水上駅から谷川岳ヨッホ、湯の小屋、水上車庫へ向かう路線。
- - ぬまくる: 沼田市委託路線。定時路線とデマンドバスを運行。
- - 中山本宿線 (D): 沼田市と高山村中山本宿を結ぶ路線。ロックハート城を経由します。
- - 迦葉山線 (E): 沼田駅と迦葉山・たんばらを結ぶ路線。平日と休日で運行本数や使用車両が異なります。
- - 佐山線 (G): 沼田駅と佐山を結ぶ路線。
- - 南郷線 (J): 沼田駅と南郷を結ぶ路線。
- - 岩本線 (K): 国立沼田病院と上野を結ぶ路線。JR上越線と並行します。
- - 川場村委託路線 川場循環線: 沼田駅と川場村を一周する循環路線。
- - 昭和村委託路線: 永井線、中野・生越循環線、赤谷・桜循環線、ベジバス(デマンドバス)を運行。
- - しぶかわタウンバス 桜の木線: 渋川駅と沼田市上野入口を結ぶ路線。
- - アップル号 (A): 沼田駅と前橋市の群大病院を結ぶ都市間高速バス。
- - 尾瀬号: バスタ新宿と大清水を結ぶ季節運行路線。
- - かたしなスノーエクスプレス号: バスタ新宿と道の駅尾瀬かたしなを結ぶスキー客向け路線。
- - みなかみ温泉号: バスタ新宿と水上高原ホテル200を結ぶ季節運行路線。
タクシー事業も展開しています。
車両
大型車、中型車、小型車、ワゴン車を保有。
高速バスには、日野セレガRやいすゞガーラなどが使用されています。
関連項目