青木 豪 (あおき ごう)
青木豪は、日本の劇
作家、
脚本家、
演出家として幅広く活動しているアーティストです。
1967年4月12日に
神奈川県横須賀市に生まれ、
明治大学文学部文学科演劇学専攻を卒業しました。彼は劇団グリングを主宰し、さらにキューブに所属しています。
略歴
青木は、円・演劇研究所を卒業した後、1997年に劇団グリングを立ち上げました。初年度から全18公演を作・演出し、着実にその名を業界に広めました。
2009年にはグリングの活動を一時休止し、
2014年には劇団を解散しましたが、その後も彼の作品は観客に感動を与え続けています。
彼の劇
作家としての実績も目を見張るものがあります。
2002年、彼の作品『ストリップ』が日本劇
作家協会新人戯曲賞の一時選考を通過し、
2007年には『獏のゆりかご』で第51回
岸田國士戯曲賞の候補にもなりました。
2012年には『往転-オウテン』が第66回
文化庁芸術祭新人賞を受賞し、さらには
文化庁新進芸術家派遣制度によって
2013年には
ロンドンに留学し、国際的な視野を広げました。
2016年にはキューブに所属することになり、さらなる創作活動を行っています。
主な舞台作品
青木の作・演出によるグリング公演通信簿は下記の通りです。
- - アフター・スクール(1997年) 東京芸術劇場
- - 光のあと(1998年) 東京芸術劇場
- - 昨日・今日・明日(1999年) アイピット目白
- - イノセント(2001年) 東京芸術劇場
- - 3/3 サンブンノサン(2001年) 東京芸術劇場
- - ストリップ(2002年) 『劇』小劇場
- - ヒトガタ(2003年) スズナリ
- - jam(2003年) スズナリ
- - 旧歌 きゅうか(2004年) 『劇』小劇場
- - ストリップ(2004年) シアタートップス
- - カリフォルニア(2005年) シアタートップス
- - 海賊(2005年) スズナリ
- - 虹(2006年) 紀伊國屋ホール
- - ヒトガタ(2007年) シアタートップス
- - Get Back!(2007年) スズナリ
- - ピース-短編集のような・・・・・(2008年) スズナリ
- - 吸血鬼(2009年) 青山円形劇場
- - Jam(2009年) 東京芸術劇場(活動休止公演)
また、彼は他にも多くのプロダクションに参加しており、以下に代表的な作品を挙げます。
- - エスペラント~教師たちの修学旅行の夜(2006年) 文学座アトリエ
- - 僕らのチカラで世界があと何回救えたか(2010年) 紀伊国屋ホール
- - 往転-オウテン(2011年) 世田谷パブリックシアター
- - 花より男子(2016年) シアタークリエ (脚本)
- - 極付印度伝 マハーバーラタ戦記(2017年) 歌舞伎座 (脚本)
- - 恋におちたシェイクスピア(2018年) 劇団四季 (演出)
- - 音楽劇「マニアック」(2019年) 脚本・演出
- - 音楽劇「星の王子さま」(2020年) 脚本・演出
- - 十二夜(2020年) 演出
- - カチカチ山(2020年) 脚本
- - 銀河鉄道の父(2020年) 演出
- - 両国花錦闘士(2020年) 脚本・演出
- - バケモノの子(2022年) 演出
テレビドラマ
劇
作家としての青木は、テレビドラマの脚本も手掛けています。主な作品には、
外部リンク
彼の独特な視点と深い洞察力を持った作品は、演劇界の一翼を担う存在として高く評価されています。今後も彼の活躍から目が離せません。