風のLONELY WAY

風のLONELY WAY

「風のLONELY WAY」（かぜのロンリー・ウェイ）は、杉山清貴による5枚目のシングルで、1988年1月13日にバップからリリースされました。大ヒットを記録したこの楽曲は、杉山がオメガトライブ時代に蓄積した作曲の経験を活かし、彼の師である林哲司に初めて自らの楽曲の編曲を依頼したことが特徴的です。

タイアップ

このシングルの表題曲は、日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」の第6代エンディングテーマとして起用されました。番組の放送中、楽曲はエンディングで歌入りで流れ、さらに番組の終了時にはインストゥルメンタルバージョンも流れるなど、視聴者に強く印象付けられました。

チャート成績

「風のLONELY WAY」は、オリコンチャートで3作連続1位を獲得した杉山清貴にとって、2021年時点で最後の首位曲となっています。1988年1月28日、TBSテレビの番組「ザ・ベストテン」にもランクインし、前作「最後のHoly Night」以来約1年ぶりに生出演を果たしました。また、TOP10内においては6週連続のランクインを記録し、最高順位は2位でした。1位には光GENJIの「ガラスの十代」、中森明菜の「AL-MAUJ」が輝いていました。

再発盤

この楽曲は1988年2月21日に8センチCDとして再発され、多くのファンに贈られました。

発売後の評価

2021年6月に行われたねとらぼ調査隊の人気投票において、杉山清貴の「風のLONELY WAY」は、竹内まりやの「シングル・アゲイン」や岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」を抑え、見事1位を獲得しました。これは、楽曲の持つ特別な魅力と、多くの人々に親しまれてきた証とも言えるでしょう。

収録曲

本シングルに収録されている楽曲は以下の通りです。すべての編曲は林哲司が手掛けています。

• - 風のLONELY WAY

作詞: 田口俊
作曲: 杉山清貴

• - 無言のDIALOGUE

作詞: 青木久美子
作曲: 林哲司

さらに、関連アルバムには「greatest hits.」、「杉山清貴 オメガトライブ ベスト&ベスト」や「The BALLADS with Love」があります。

カバーアーティスト

降幡愛によるカバー「Memories of Romance in Driving」も注目を集め、この楽曲の持つ普遍的な魅力を再確認させられます。

まとめ

「風のLONELY WAY」は、杉山清貴の音楽キャリアの中で重要な位置を占める楽曲であり、現在でも多くのファンに愛されています。この楽曲が持つメロディや歌詞は、リスナーに深い感動を与えており、それが今日の音楽シーンにおける評価にも繋がっています。

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