香椎花園前駅について
香椎花園前駅(かしいかえんまええき)は、福岡県
福岡市東区
香住ヶ丘六丁目に位置する、
西日本鉄道(西鉄)貝塚線の駅です。駅番号はNK06です。
この駅名は、かつて存在した遊園地「
西鉄香椎花園」に由来しています。2021年
12月30日に同園が閉園した後も、駅名は変更されていません。
かつては
福岡市地下鉄箱崎線が貝塚まで延伸する前、貝塚駅と当駅の間で折り返し運転が行われていましたが、延伸後は
三苫駅での折り返しに変更されました。また、貝塚線には「香椎」と名の付く駅が3つ連続しているため、
車内放送では「香椎花園前、花園前」と案内されています。
歴史
1938年(昭和13年):香椎花園の前身である「香椎チューリップ園」が開園。
1941年(
昭和16年)
4月1日:
博多湾鉄道汽船宮地嶽線の「香椎福日園前」仮停留場として開業。
1942年(昭和17年)
4月1日:「運動場前駅」に改称。
9月19日:博多湾鉄道汽船が九州電気軌道(後の西日本鉄道)に合併。
1949年(
昭和24年):駅舎が改築。
1957年(昭和32年)5月13日:「香椎花園前駅」に改称。
1997年(平成9年)
6月21日:ホーム上に待合室が設置。
2017年(平成29年)2月1日:駅ナンバリングが導入。
駅構造
地上駅であり、単式ホーム1面1線と側線1線を備えています。
以前は相対式ホーム2面2線で、側線にもホームがありました。これらは、駅でタブレット交換作業を行っていた時代の名残です。ホームは構内踏切を挟んで斜向かいに配置されていました。
2007年4月1日に西鉄新宮 - 津屋崎間が廃止された後、営業列車は駅舎側のホーム・線路のみを使用するようになり、2番のりばは廃止され、ホーム撤去と法面復旧工事が行われました。ただし、その後も側線として線路と架線は残されており、貝塚始発の試運転列車の折り返しに使用されることがあります。
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は2,984人です。
駅周辺
駅周辺は住宅地が広がっています。
鉄道:
九産大前駅 - JR鹿児島本線
バス:
香椎花園バス停 - 西鉄バス:牧の鼻、香椎、千早駅方面
教育機関:
福岡女子大学
福岡県立香住丘高等学校
福岡市立香椎第2中学校
福岡市立香住丘小学校
公共施設:
福岡
香住ヶ丘郵便局
東体育館
市立老人福祉センター東香園
その他:
九州産業大学
にしてつストア 香椎花園店
その他
駅の駐輪場は無料で利用できます。
記念スタンプが設置されています。
かつて、当駅に到着する列車では、
車内放送に先立ち、西鉄新宮行きは「心の旅」、貝塚行きは「サボテンの花」のオルゴールチャイムが鳴らされていました。
隣の駅
西日本鉄道
■貝塚線
西鉄香椎駅(NK05) -
香椎花園前駅(NK06) -
唐の原駅(NK07)
脚注
関連項目
日本の[[鉄道駅一覧]]
かしいかえん
外部リンク
*
香椎花園前駅 - 西鉄電車各駅情報サイト