2004年ウィンブルドン選手権

2004年ウィンブルドン選手権

2004年のウィンブルドン選手権は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」で、2004年6月21日から7月4日にかけて開催されました。この大会では、数々の記録が生まれ、記憶に残る試合が繰り広げられました。

シニアの部

男子シングルス

ロジャー・フェデラーがアンディ・ロディックを4-6, 7-5, 7-6(3), 6-4で破り、見事大会2連覇を達成しました。フェデラーの安定したプレーと勝負強さが光る試合でした。

女子シングルス

マリア・シャラポワがセリーナ・ウィリアムズを6-1, 6-4で下し、優勝を果たしました。シャラポワは当時17歳2ヶ月であり、これは1968年の「オープン化措置」以降では、1997年のマルチナ・ヒンギス（16歳9ヶ月）に次ぐ2番目の年少優勝記録となりました。ウィンブルドン選手権女子シングルスの最年少優勝記録は、1887年のロッティ・ドッド（15歳9ヶ月）によるものです。

男子ダブルス

ヨナス・ビョークマン／トッド・ウッドブリッジ組が、ユリアン・ノール／ネナド・ジモニッチ組を6-1, 6-4, 4-6, 6-4で破り優勝。ウッドブリッジ／ビョークマン組は2002年から3連覇を達成しました。ウッドブリッジは、以前マーク・ウッドフォードとのペアでウィンブルドン・ダブルスで6勝を挙げており、今大会で男子ダブルス通算「9勝」をマークしました。

女子ダブルス

カーラ・ブラック／レネ・スタブス組が、杉山愛／リーゼル・フーバー組を6-3, 7-6(5)で下し優勝しました。

混合ダブルス

ウェイン・ブラック／カーラ・ブラック組が、トッド・ウッドブリッジ／アリシア・モリク組を3-6, 7-6(8), 6-4で破り優勝しました。

ジュニアの部

男子シングルス

ガエル・モンフィスがMiles Kasiriを7-5, 7-6(6)で下し優勝しました。

女子シングルス

カテリナ・ボンダレンコがアナ・イバノビッチを6-4, 6-7(2), 6-2で破り優勝しました。

男子ダブルス

ブレンダン・エバンズ／Scott Oudsema組が、ロビン・ハーセ／ビクトル・トロイツキ組を6-4, 6-4で下し優勝しました。

女子ダブルス

ビクトリア・アザレンカ／オリガ・ゴボルツォワ組が、マリナ・エラコビッチ／モニカ・ニクレスク組を6-4, 3-6, 6-4で破り優勝しました。

2004年のウィンブルドン選手権は、フェデラーの連覇、シャラポワの年少優勝など、記憶に残る大会となりました。

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