2019年のフィラデルフィア・フィリーズ

2019年 フィラデルフィア・フィリーズ シーズンレビュー

2019年のフィラデルフィア・フィリーズは、球団創設129年目のシーズンを迎えました。本拠地であるペンシルベニア州フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークでは15年目のシーズンとなります。監督は2年目を迎えるゲーブ・キャプラーが務め、ナショナルリーグ東地区に所属しました。

シーズンオフと開幕

前年の2018年シーズンは80勝82敗で地区3位となり、惜しくもポストシーズン進出を逃しました。この結果を受け、チームはオフシーズンに戦力補強を図り、2019年シーズンに臨みました。

開幕後の戦い

開幕後、フィリーズは波に乗れない時期もありましたが、印象的な試合もありました。6月10日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦では、両チーム合わせてメジャーリーグ新記録となる1試合13本塁打が飛び出す乱打戦となりました。フィリーズからは、ジーン・セグラ、スコット・キンガリーがそれぞれ2本塁打、リース・ホスキンス、ジェイ・ブルース、レンジャー・スアレスがそれぞれ1本塁打を記録しましたが、8-13で敗れました。

9月29日に全日程を終え、最終的な成績は81勝81敗、地区4位となりました。勝率5割でシーズンを終えましたが、ポストシーズン進出はなりませんでした。

シーズン終了後、トミー・ハンター、フアン・ニカシオ、ドリュー・スマイリー、ニック・ビンセント、ブラッド・ミラー、ローガン・モリソン、ショーン・ロドリゲス、コーリー・ディッカーソンがFA（フリーエージェント）となりました。

チーム成績

個人成績

投手成績

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

表彰

J.T.リアルミュート
ゴールドグラブ賞（捕手）
シルバースラッガー賞（捕手）

達成記録

4月12日 - ジェイク・アリエータが通算100勝を達成、史上615人目。
* 8月17日 - ジャレッド・ヒューズが通算500試合登板を達成、史上416人目。

MLBドラフト

(ドラフトに関する情報)

まとめ

2019年のフィラデルフィア・フィリーズは、期待されたほどの成績を収めることはできませんでしたが、個々の選手の活躍や記録達成など、記憶に残るシーズンとなりました。来シーズン以降の巻き返しに期待がかかります。

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