2021年のワシントン・ナショナルズ

2021年のワシントン・ナショナルズ

2021年のワシントン・ナショナルズは、球団創設以来52年目のシーズンを迎えました。本拠地ワシントンD.C.のナショナルズ・パークでは13年目のシーズン。デーブ・マルティネス監督が4年目の指揮を執り、ナショナルリーグ東地区での戦いに挑みました。

シーズンオフの動き

前年の2020年シーズンは、2019年のワールドシリーズ制覇から一転、地区最下位に沈むという苦しいシーズンでした。巻き返しを図るべく、オフには積極的な補強を行いました。

1月9日には、シカゴ・カブスからFAとなっていたカイル・シュワーバーと契約。長打力が魅力の外野手を獲得し、打線の強化を目指しました。1月18日には、同じくカブスからFAとなっていたベテラン左腕のジョン・レスターを獲得。先発ローテーションの一角として期待されました。さらに1月24日には、クリーブランド・インディアンスからFAとなっていたブラッド・ハンドと契約。クローザー候補として、ブルペンの安定化を図りました。

開幕後の戦い

当初、4月1日にニューヨーク・メッツとの開幕戦が予定されていましたが、チーム内にCOVID-19の陽性反応者が出たため、試合は延期に。開幕は4月6日にずれ込みました。

6月は19勝9敗と大きく勝ち越し、調子を上げましたが、7月は8勝18敗と大きく負け越し、再び低迷。7月30日には、スターリン・カストロがDV規定違反で30試合の出場停止処分と罰金処分が科され、制限リストに登録されるという不祥事も発生しました。

10月3日に65勝97敗でレギュラーシーズン全日程を終了し、2年連続で地区最下位という結果に終わりました。シーズン終了後には、ルイス・アビラン、カイル・マゴウィン、アレックス・アビラ、ジョーディー・マーサー、ライアン・ジマーマンがFAとなりました。

チーム成績

地区順位：ナショナルリーグ東地区5位
勝敗：65勝97敗

個人成績

投手成績

（規定投球回到達者）
[後日追記]

野手成績

（規定打数到達者）
[後日追記]

タイトル・表彰

タイトル獲得者：なし
表彰
カイル・シュワーバー
プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク（6月14日 - 6月20日）
プレイヤー・オブ・ザ・マンス（6月）
フアン・ソト：シルバースラッガー賞（外野手）

達成記録

* 6月30日 - トレイ・ターナーがサイクル安打を達成

まとめ

2021年のワシントン・ナショナルズは、COVID-19の影響や主力選手の不調などが重なり、厳しいシーズンとなりました。積極的な補強も奏功せず、2年連続での地区最下位という結果に終わりました。若手選手の育成やチーム再建が急務となるシーズンとなりました。

もう一度検索