3月13日 (旧暦)

旧暦3月13日は、太陰太陽暦である旧暦において、3月の13番目の日にあたります。月の満ち欠けを基準とするこの暦では、日付は毎年変動しますが、この日には歴史的な出来事や、著名な人物の生没などが記録されています。

旧暦3月13日の出来事

長承元年（1132年）: 平忠盛が、武士として初めて御所への昇殿を許されるという、武士の地位向上を象徴する出来事がありました。これは、武士が政治の中枢に進出する上で重要な一歩となりました。
宝永元年（1704年）: 前年の元禄大地震の影響を受け、元号が元禄から宝永へと改められました。これは、天災が社会に大きな影響を与え、人々の生活や意識に変化をもたらすことを示す例です。
文久3年（1863年）: 浪士組のうち、京都に残留した芹沢鴨ら24名が京都守護職・松平容保の配下となりました。これは、幕末の動乱期における政治勢力の変動を示す出来事です。新選組の前身とも言える浪士組の動向は、この時代の歴史を語る上で欠かせません。
明治元年（1868年）: 西郷隆盛と勝海舟が江戸で会見し、翌日には江戸城の無血開城が決定されました。これは、日本の歴史における大きな転換点であり、武力衝突を回避し、平和的な政権移行を実現した重要な出来事として知られています。

旧暦3月13日生まれの人物

天文7年（1538年）: 武将であり、佐賀藩の藩祖である鍋島直茂が誕生しました。彼は、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍し、その武勇と統治能力で知られています。
文政11年（1828年）: 啓蒙思想家である西村茂樹が誕生しました。彼は、明治時代の日本の近代化に貢献し、教育や思想の分野で大きな影響を与えました。

旧暦3月13日に亡くなった人物

建久3年（1192年）: 第77代天皇である後白河天皇が崩御されました。院政を行い、政治に大きな影響を与えた人物として知られています。
応安5年（1372年）: 歌人である頓阿が亡くなりました。彼は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍し、和歌の世界で重要な役割を果たしました。
* 天正6年（1578年）: 武将である上杉謙信が亡くなりました。彼は、戦国時代に越後を拠点に活躍し、「軍神」と称されるほどの武勇を誇りました。

旧暦3月13日の関連事項

旧暦3月13日は、六曜では先負にあたります。先負は、午前中は凶、午後は吉とされ、急用や争い事を避ける日とされています。

旧暦は、月の満ち欠けに基づいているため、新暦との対応は毎年異なります。旧暦の各月は、季節の移り変わりを反映しており、日本の伝統文化や年中行事と深く結びついています。

旧暦の日付は、現代の生活ではあまり使われなくなりましたが、伝統的な行事や文化を理解する上で重要な役割を果たしています。

また、旧暦は、閏月によって季節のずれを調整しており、太陰暦の複雑さを表しています。旧暦について知ることは、日本の歴史や文化に対する理解を深める上で役立ちます。


関連情報として、旧暦の日付一覧、六曜、日本の元号一覧も参照ください。

旧暦の日付の一覧
六曜
日本の元号一覧

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