869年

869年（貞観11年）の出来事

869年は、ユリウス暦における平[[年]]であり、日本では平安時代の貞観11年にあたります。この年は、政治、文化、自然災害など、様々な出来事が起こった年でした。

各地での紀年法

この年の各地域での紀年法は以下の通りです。

干支：己丑
日本：貞観11年、皇紀1529年
中国：唐 - 咸通10年
渤海：大虔晃13年
南詔：建極10年
新羅：景文王9年、檀紀3202年

869年の主な出来事

政治・社会

3月17日：貞明王（後の陽成天皇）が立太子。
5月：新羅の海賊が博多津に侵入し、豊前国の貢調船を略奪。（貞観の韓寇）
9月：貞観格が施行される。

文化

8月：歴史書『続日本後紀』が完成。

自然災害

7月9日：東北地方で貞観地震が発生。この地震は、当時の社会に大きな影響を与えたと考えられています。

869年に生まれた人物

1月2日：陽成天皇（第57代天皇）。

869年に亡くなった人物

2月14日：キュリロス（修道士、神学者）。
6月27日：常康親王（平安時代の皇族）。
8月8日：ロタール2世（ロタリンギアの国王）。
10月31日：恵運（平安時代の真言宗の僧）。
1[[1月]]20日：エドマンド殉教王（イースト・アングリアの王、殉教者）。

まとめ

869年は、政治的な出来事や文化的な進展に加え、貞観地震という未曾有の自然災害が発生した年でした。この年の出来事は、その後の歴史に大きな影響を与え、各方面で重要な転換点となりました。

関連項目

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