Black Sails/ブラック・セイルズ

ブラック・セイルズ

『ブラック・セイルズ』は、アメリカのケーブルテレビ局Starzで放送された歴史ドラマシリーズです。物語の舞台は18世紀初頭のカリブ海、海賊の黄金時代。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説「宝島」の前日譚として、無法の地ニュープロビデンス島（現在のナッソー）を舞台に、フリント船長をはじめとする海賊たちの冒険と策略が繰り広げられます。

概要

本作は、実在した海賊たちをモデルにしたキャラクターたちが多数登場するのが特徴です。
チャールズ・ベイン、ジャック・ラッカム、アン・ボニー、ベンジャミン・ホーニゴールド、ネッド・ロウ、イスラエル・ハンズ、そして伝説的な黒髭ことエドワード・ティーチなどが物語に深く関わります。

エグゼクティブ・プロデューサーには、映画監督のマイケル・ベイが名を連ねており、その迫力ある映像と、緻密に練られたストーリー展開も見どころです。

日本では、Amazonプライムビデオで配信されているほか、角川書店からDVDシリーズが発売されています。

プロット

1715年、無法地帯と化したカリブ海のニュープロビデンス島ナッソー。
フリント船長は、スペインのガレオン船ウルカ・デ・リマ号が運ぶ莫大な財宝を狙い、その手がかりを追っていました。

シーズン1

フリントはウルカ・デ・リマ号の手がかりをつかみますが、航路を記した日誌の一部をジョン・シルバーに盗まれてしまいます。
シルバーは料理人としてフリントの船に乗り込みますが、娼婦のマックスに秘密を知られてしまいます。
シルバーとマックスは、フリントと敵対するチャールズ・ベインに情報を売ろうと画策します。

ナッソーの女主人であるエレノア・ガスリーは、フリントを支持し、ベインを陥れようとします。

シーズン2

フリント率いるウォルラス号の乗組員たちは、ついにウルカ号の所在を突き止めますが、スペイン艦隊の襲撃を受け、襲撃は失敗に終わります。
嵐で座礁したウルカ号を発見するも、スペイン戦艦と護衛によって近づくことが出来ません。

エレノアはフリントが財宝を持ち帰ることを信じますが、極悪なネッド・ロウ船長の登場と、ベインが砦を占領したことにより、窮地に立たされます。
混乱の中で、フリントは自らの過去と向き合うことになります。

シーズン3

チャールズタウンでの多くの犠牲を払ったフリントは、自らの力を示すためイギリスと対立します。
ラッカムとアン、マックスはウルカ号の財宝を管理し、砦を修復して敵の侵攻に備えます。
しかし、エレノアが協力する新たなバハマ総督ウッズ・ロジャーズの脅威にさらされます。

イギリス海軍が島に迫る中、伝説的な海賊“黒髭”エドワード・ティーチが帰還します。

シーズン4

フリント、ティーチ、ラッカムらの海賊同盟はナッソーに侵攻しますが、ロジャーズの反撃によって退けられてしまいます。
海賊たちの多くは捕らえられ、ロジャーズの配下であるベリンジャーによって厳しい処置を受けます。

フリントとビリーは起死回生を狙い、プロビデンス島のプランテーションを襲撃する計画を立てます。
一方、浜に打ち上げられたシルバーの前に、かつてティーチの乗組員だったというイスラエル・ハンズが現れます。

主な登場人物

ジェームズ・フリント船長：本作の主人公。
ジョン・シルバー：物語のキーパーソン。
エレノア・ガスリー：ナッソーの女主人。
チャールズ・ベイン：フリントのライバル。
ジャック・ラッカム：海賊船長。
アン・ボニー：ラッカムの相棒。
マックス：娼婦。
エドワード・ティーチ（黒髭）：伝説的な海賊。

シーズンごとのエピソード

各シーズンで様々なドラマが展開されます。詳細については、各シーズンのエピソードリストを参照してください。

シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4

外部リンク

ブラック・セイルズ - 公式サイト
海外ドラマ『Black Sails/ブラック・セイルズ』 - 角川書店DVDシリーズ公式サイト

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