Mamorino2

mamorino 2（マモリーノ ツー）



mamorino 2 は、京セラが日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開した、CDMA 1X WIN（現au 3G）対応の通話・通信機能付き防犯ツールです。製造型番はKYY02。

概要



2010年3月に発売された mamorino（KYY01） の後継機種として、2011年3月に登場しました。先代モデルから進化し、防水性能（IPX5/IPX7等級）に加え、新たに防塵性能（IP5X等級）にも対応しています。これにより、より過酷な環境下での利用が可能になりました。

さらに、あいおいニッセイ同和損害保険の引き受けにより、契約者全員に傷害保険と日常生活での個人賠償責任補償がセットになった保険（個人賠償責任補償付スタンダード傷害保険）が無料で付帯されました。これは、子供が怪我をした場合や、日常生活で他人に損害を与えた場合に補償されるというもので、保護者にとって大きな安心材料となりました。

初代mamorinoと同様に、電源スイッチは装備されていません。これは、子供が誤って電源を切ってしまうことを防ぐための設計です。

沿革



  • - 2011年2月23日：KDDIおよび京セラより公式発表。
  • - 2011年3月16日：中部・関西・四国・沖縄地区にて先行発売。
  • - 2011年3月17日：九州地区にて発売。
  • - 2011年3月18日：北海道・北陸・中国地区にて発売。
  • - 2011年4月2日：東北・関東地区にて発売。
- 東北・関東地区では、諸般の事情により発売が大幅に遅れました。
  • - 2012年11月：関東地区にて販売終了。
  • - 2013年2月：上記以外の残りの地区にて販売終了。
  • - 2022年3月31日：auの3Gサービス完全終了に伴い、当機種は利用不可となりました。

主な機能・対応サービス



  • - 防水性能：IPX5/IPX7等級に対応し、雨天時や水回りの使用も安心です。
  • - 防塵性能：IP5X等級に対応し、砂や埃の侵入を防ぎます。
  • - ココセコム：別途セコムとの契約が必要ですが、子供の居場所を把握できます。
  • - ケータイアップデート：保護者専用メニューモード時のみ利用可能で、ソフトウェアの更新ができます。
  • - 特定Cメール送受信：ペア相手のみとのCメール送受信が可能です。
  • - au ICカード（R-UIMカード）対応：au ICカードに対応していますが、グローバルパスポートのレンタルサービスには非対応です。
  • - 学校向け電源オフ：学校での使用を制限するための機能です。

不具合



特に記述はありません。

関連項目



  • - ジュニアケータイ：子供向けの携帯電話全般を指します。
  • - 京セラ：mamorino 2の開発・製造メーカーです。
  • - mamorino：mamorino 2の前モデル。
  • - mamorino3：mamorino 2の後継機種。耐衝撃性能が追加されました。
  • - Mi-Look：関連するサービスです。
  • - K011(KY011)：mamorinoナビを標準サポートしたフィーチャーフォンです。
  • - MARVERA KYY08：K011同様、mamorinoナビを標準サポートした高機能型フィーチャーフォンです。
  • - あいおいニッセイ同和損害保険：mamorino 2の保険を提供している保険会社です。
  • - まもるっち：mamorino 2と同型の端末です。
  • - キッズケータイ (HW-02C)：NTTドコモのキッズケータイ端末です。


注



この機種はauの3Gサービス終了に伴い、現在は使用できません。

外部リンク



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