P905iTV
FOMA P905iTVは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモから発売された第三世代携帯電話（FOMA）端末です。この端末は、特にワンセグ受信機能に重点を置いており、当時としては最大級の3.5インチディスプレイを搭載したスライド式のワンセグケータイとして登場しました。
P905iTVは、パナソニックの薄型テレビ「VIERA」の名を冠しており、ワンセグ機能の充実を最大の特長としています。同時期に発表されたP905iと比較すると、カメラの画素数が抑えられている一方、ワンセグ機能が強化されています。デザイン面では、スライド式でありながら画面下にボタンがないフルスライド式を採用しており、ソフトバンクの913SHのような操作感を実現しています。
国際ローミングについては、3Gエリアのみに対応しており、GSMエリアでは利用できません。また、GPS機能や直感ゲーム（「しゃべる」を除く）にも非対応です。2008年11月時点で、ソフトバンクのインターネットマシン922SH、auのAQUOSケータイW64SHと並び、業界最大級の液晶ディスプレイを搭載した機種の一つでした。
本体に1GBのメモリを内蔵しており、約5時間のワンセグ録画が可能です。2010年現在、パナソニックのワンセグ対応携帯電話で内蔵メモリに番組を録画できるのは、このP905iTVのみです。さらに、microSDHCにも対応しており、最大5GB（1GB+4GB）の外部メモリを利用することで、合計約25時間の録画が可能となります。
録画機能としては、本体メモリの容量が不足すると自動的に外部メモリへの録画に切り替わる「尻切れ防止機能」を搭載しています。データ放送の録画も可能で、通常1秒15フレームのワンセグ放送を、視聴中の映像に限り1秒30フレームの動画に変換する機能も搭載しています。また、P903iTVと同様にダイバーシティアンテナを搭載し、安定した受信が可能です。
フルブラウザに対応しており、インターネット上のウェブサイトを閲覧できます。また、Windows Media Video（WMV）形式の動画再生にも対応していますが、コンテンツによっては再生できない場合もあります。
WMA、SD-Audio（AAC/AAC+SBR）、うた・ホーダイ（着うたフル）に対応し、音楽再生も充実しています。最大再生時間はSD-Audioで約90時間、WMAで約68時間、着うたフルで約84時間と、NTTドコモの携帯電話としては最長クラスの再生時間を誇ります。ただし、前世代機（P903iTV）に付属していたワンセグ/SDオーディオ管理ソフト「SD-MobileImpact（SD-Jukebox）」は付属していません。
P905iと同様に、D-snapなどに搭載されているリ・マスター機能を搭載しており、ワンセグや音楽をオリジナルの音源に近い状態で再生可能です。
サブカメラを搭載していないため、テレビ電話で自分の顔を送信することはできません。カメラの性能もP905iの約510万画素CMOSカメラに対し、約200万画素CMOSカメラとスペックが抑えられています。
多様なiアプリがプリインストールされており、以下のようなアプリが利用可能です。
ぷよぷよ〜ん&COLUMNS（横スタイル対応）
脳problem?
カウントダウントレイン-P
しゃべって翻訳 for P
地図アプリ
楽オク出品アプリ2
iアプリバンキング
Gガイド番組表リモコン
iD設定アプリ
DCMXクレジットアプリ
FOMA通信環境確認アプリ
2007年11月1日：開発発表
2007年12月14日：技術基準適合証明（TELEC）通過
2007年12月17日：電気通信端末機器審査協会（JATE）通過
2008年1月10日：報道関係者向け内覧会で実機公開
2008年2月29日：発売開始
発売後、以下の不具合がソフトウェア更新で修正されました。
2008年4月30日修正:
iモード問い合わせ以外でメールを自動受信できない不具合
時計表示が進行し、発着信履歴が未来の日時で記録される不具合
一部USBハンズフリー機器で正常に動作しない不具合
2008年9月2日修正:
メール一覧表示中に端末が再起動する不具合
2009年2月10日修正:
メール宛先一覧画面で特定操作をすると端末が再起動する不具合
OFFICEEDのエリア表示設定がOFFに戻る不具合
2011年6月28日修正:
フォントサイズ変更時に絵文字の色指定が有効にならない不具合
P906i
P905i
P903iTV
P901iTV
P705i
P705iμ
VIERA
VIERAケータイ
W64SH（液晶テレビのブランドを冠したスライド式機種。3.5インチFWVGAディスプレイ搭載）
概要
P905iTVは、パナソニックの薄型テレビ「VIERA」の名を冠しており、ワンセグ機能の充実を最大の特長としています。同時期に発表されたP905iと比較すると、カメラの画素数が抑えられている一方、ワンセグ機能が強化されています。デザイン面では、スライド式でありながら画面下にボタンがないフルスライド式を採用しており、ソフトバンクの913SHのような操作感を実現しています。
国際ローミングについては、3Gエリアのみに対応しており、GSMエリアでは利用できません。また、GPS機能や直感ゲーム（「しゃべる」を除く）にも非対応です。2008年11月時点で、ソフトバンクのインターネットマシン922SH、auのAQUOSケータイW64SHと並び、業界最大級の液晶ディスプレイを搭載した機種の一つでした。
ワンセグ機能
本体に1GBのメモリを内蔵しており、約5時間のワンセグ録画が可能です。2010年現在、パナソニックのワンセグ対応携帯電話で内蔵メモリに番組を録画できるのは、このP905iTVのみです。さらに、microSDHCにも対応しており、最大5GB（1GB+4GB）の外部メモリを利用することで、合計約25時間の録画が可能となります。
録画機能としては、本体メモリの容量が不足すると自動的に外部メモリへの録画に切り替わる「尻切れ防止機能」を搭載しています。データ放送の録画も可能で、通常1秒15フレームのワンセグ放送を、視聴中の映像に限り1秒30フレームの動画に変換する機能も搭載しています。また、P903iTVと同様にダイバーシティアンテナを搭載し、安定した受信が可能です。
フルブラウザ
フルブラウザに対応しており、インターネット上のウェブサイトを閲覧できます。また、Windows Media Video（WMV）形式の動画再生にも対応していますが、コンテンツによっては再生できない場合もあります。
ミュージック機能
WMA、SD-Audio（AAC/AAC+SBR）、うた・ホーダイ（着うたフル）に対応し、音楽再生も充実しています。最大再生時間はSD-Audioで約90時間、WMAで約68時間、着うたフルで約84時間と、NTTドコモの携帯電話としては最長クラスの再生時間を誇ります。ただし、前世代機（P903iTV）に付属していたワンセグ/SDオーディオ管理ソフト「SD-MobileImpact（SD-Jukebox）」は付属していません。
サウンド機能
P905iと同様に、D-snapなどに搭載されているリ・マスター機能を搭載しており、ワンセグや音楽をオリジナルの音源に近い状態で再生可能です。
カメラ機能
サブカメラを搭載していないため、テレビ電話で自分の顔を送信することはできません。カメラの性能もP905iの約510万画素CMOSカメラに対し、約200万画素CMOSカメラとスペックが抑えられています。
プリインストールiアプリ
多様なiアプリがプリインストールされており、以下のようなアプリが利用可能です。
ぷよぷよ〜ん&COLUMNS（横スタイル対応）
脳problem?
カウントダウントレイン-P
しゃべって翻訳 for P
地図アプリ
楽オク出品アプリ2
iアプリバンキング
Gガイド番組表リモコン
iD設定アプリ
DCMXクレジットアプリ
FOMA通信環境確認アプリ
歴史
2007年11月1日：開発発表
2007年12月14日：技術基準適合証明（TELEC）通過
2007年12月17日：電気通信端末機器審査協会（JATE）通過
2008年1月10日：報道関係者向け内覧会で実機公開
2008年2月29日：発売開始
不具合
発売後、以下の不具合がソフトウェア更新で修正されました。
2008年4月30日修正:
iモード問い合わせ以外でメールを自動受信できない不具合
時計表示が進行し、発着信履歴が未来の日時で記録される不具合
一部USBハンズフリー機器で正常に動作しない不具合
2008年9月2日修正:
メール一覧表示中に端末が再起動する不具合
2009年2月10日修正:
メール宛先一覧画面で特定操作をすると端末が再起動する不具合
OFFICEEDのエリア表示設定がOFFに戻る不具合
2011年6月28日修正:
フォントサイズ変更時に絵文字の色指定が有効にならない不具合
関連項目
P906i
P905i
P903iTV
P901iTV
P705i
P705iμ
VIERA
VIERAケータイ
W64SH（液晶テレビのブランドを冠したスライド式機種。3.5インチFWVGAディスプレイ搭載）
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