SH011

SH011は、シャープが開発し、KDDIと沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN（後のau 3G）対応の携帯電話です。

概要

SH011は、SH004の後継機種として位置づけられ、カメラ機能が809万画素から957万画素へと大幅に向上しています。デザイン面では、多層膜コートを施したボディと金属調のフレームを採用し、高級感を演出しています。また、NTTドコモ向けのSH-02Aと類似したデザインも特徴です。

この機種は、シャープが個人向けに発売した最後のKCP+／EV-DO Rev.A対応au携帯電話であり、既存のKCP+／EV-DO Rev.Aに対応した携帯電話としても最後に発売されました。その後、国内向けスマートフォンのラインアップ強化に注力するため、au向けのフィーチャーフォン事業からは一時撤退することになります。しかし、2015年2月20日にAndroid搭載フィーチャーフォン（ガラホ）のAQUOS K SHF31が登場し、auフィーチャーフォン市場へ再参入を果たしました。

歴史

• - 2010年10月18日：KDDIとシャープより公式発表。
• - 2011年1月28日：九州地区を除く全地区で発売開始。
• - 2011年1月29日：九州地区で発売開始。
• - 2011年10月：沖縄地区を除く地域で販売終了。
• - 2012年4月：沖縄地区で販売終了。
• - 2012年7月22日：L800MHz帯（旧800MHz帯）のサービス停波に伴い、N800MHz帯（新800MHz帯）および2GHz帯での利用に移行。

主な機能・サービス

• - AQUOS Blu-rayレコーダー連携機能

その他

• - 人気番組「run for money 逃走中」で、自首用の電話として過去に使用されていました。

関連項目

• - シャープ
• - SH-02A：デザインが類似している端末。

外部リンク

• - SH011| 携帯電話 | au - ウェイバックマシン（2010年10月31日アーカイブ分）
• - SH011（シャープ） - ウェイバックマシン（2010年11月11日アーカイブ分）

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