SH505iS

mova [SH505i]]Sは、シャープが開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話][[端末です。シャープ初の50Xiシリーズとして人気を博したSH505iの後継機として、2003年冬に登場しました。

概要

SH505iSは、前モデルであるSH505iからカメラ機能が大幅に強化されたことが最大の特徴です。デザイン面では、アンテナを内蔵し、ヒンジ部分が内側に移動するなど、より洗練されたデザインになりました。

カメラの位置も変更されており、SH505iではメインディスプレイ側にあったカメラが、バッテリーパック側に移動しました。カメラ周りには円形のアルミ素材が使用され、コンパクトデジタルカメラを模したデザインとなっています。

また、メインディスプレイの背面には、縦長の120×160ドット、65,536色表示の1.2インチTFT液晶カラーサブディスプレイが搭載されました。側面には半押しも可能なシャッターボタンがあり、このサブディスプレイはカメラ撮影時のファインダーとしても使用できるなど、カメラ機能が強化されました。さらに、カメラ画素数はSH505iの有効100万画素から202万画素へと大幅に向上し、ドコモ端末としては初の2メガピクセルカメラ搭載機種となりました。オートフォーカス機能も搭載されています。同時期に発売されたD505iSも200万画素の記録が可能でしたが、センサー自体は100万画素でした。SH505iSのカメラ性能の高さが際立っていたことが分かります。

歴史

2003年10月21日、NTTドコモはSH505iS、D505iS、N505iS、P505iS、SO505iSの開発を発表しました。そして、同年12月12日にSH505iSは発売されました。

しかし、2012年3月31日、movaサービスが終了したことにより、SH505iSはこの日をもって使用できなくなりました。

関連機種

• - SH505i
• - SH900i
• - SH506iC

外部リンク

• - 「ムーバSH505iS」の概要 NTTドコモ 報道発表資料

このように、mova SH505iSは、当時としては高機能なカメラを搭載し、デザイン性にも優れた携帯電話として、多くのユーザーに利用されました。movaサービスの終了に伴い、現在は利用できませんが、その革新的な機能は、携帯電話の歴史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

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