SH505i

mova SH505i (ムーバ・エス エイチ ごー まる ごー アイ)とは

mova SH505iは、[シャープ]]が開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話][[端末です。当時、シャープはNTTドコモ向けの端末を製造していましたが、最先端の5xxシリーズには参入していませんでした。SH505iは、シャープがドコモの携帯端末市場に本格的に参入した最初のモデルと言えます。

発売当初の反響

この端末は非常に人気が高く、発売初日(2003年6月20日)には約17,000台、発売4日目には約42,000台、発売1ヶ月後には約19万台を売り上げました。その人気の高さが伺えます。

主な特徴

ディスプレイ: 2.4インチのTFT液晶は当時としては最大級で、CGシリコンを採用した高画質ディスプレイが特徴でした。3D画像にも対応しており、プリインストールされた3D画像の他、ユーザーが撮影した写真を3D変換することも可能でした（一部変換できないものもありました）。
カメラ: メガピクセルカメラを搭載し、夜景モードやスポーツモードなどのシーンに合わせた撮影モードを選択できました。ただし、記録画素数は最大でXGA（1024×768ドット）の約79万画素であり、メガピクセルでの記録はできませんでした。
着信音: 64和音に対応し、30曲まで保存可能でした。現在では珍しい「メロディー自作機能」も搭載されていました。着うたには対応していませんでした。
文字入力: 「ケータイShoin2」を採用し、スムーズな文字入力が可能でした。
Viewキー: メール閲覧中に電話帳をすぐに開ける「Viewキー」を搭載し、操作性が向上しました。

データ通信

505iシリーズで唯一、パケットデータ通信サービスDoPaには非対応でしたが、9.6kbpsのデジタルデータ通信が可能でした。

歴史

2003年6月20日: 発売開始。
2012年3月31日: movaサービス終了に伴い、使用不可となりました。

不具合

2003年6月27日: 受信メールの振り分けに不具合が発表されました。ただし、メールが消失する事はありませんでした。
2003年7月: iアプリの内容が初期化されるバグが発見され、ソフトウェアのアップデートにより対処されました。

関連項目

NTTドコモ
シャープ
SH251iS'>SH251iS
SH505iS
J-SH53 - 同時期のJ-フォン(現ソフトバンク)向けメガピクセルカメラ搭載のシャープ端末
P505i'>P505i
SO505i'>SO505i
N505i'>N505i
F505i'>F505i
* H001'>H001 - フルワイドVGAの解像度で、3D表示ができるau端末


SH505iは、当時の携帯電話市場において、デザイン性、機能性ともに高い評価を得たモデルであり、その後の携帯電話の進化に影響を与えた一台と言えるでしょう。

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