P505i

mova P505i（ムーバ・ピー ごー まる ご アイ）

mova P505iは、パナソニック モバイルコミュニケーションズが開発し、NTTドコモから発売された第二世代携帯電話（mova）端末です。505iシリーズの6番目のモデルとして、他の機種に続いてリリースされました。この機種は、外部メモリとしてminiSDカード（最大64MB）に対応している点が特徴です。

デザインと特徴

P505iは、前モデルのP504iから受け継いだ厚さ19.9mmというスリムなデザインが特徴です。また、カメラ機能も充実しており、外側と内側の両方に31万画素のCCDカメラを搭載しています。

プリインストールアプリ

iアプリも充実しており、「i絵文字メール」、「遊んで!いぬともP」、「P-Face 2.0」、「くるくるフォトフィール」、「パロディウスだ!」、「IrRemoteControlA」がプリインストールされていました。

505iシリーズ共通の特徴

505iシリーズ共通の特徴として、Flashに対応し、ブラウザの1ページあたりの表示サイズが拡大されました。また、iアプリも強化され、iアプリDXにも対応するようになりました。

バッテリー

バッテリー容量は680mAhとなっています。

阪神タイガース優勝バージョン

2003年に阪神タイガースが18年ぶりにセントラル・リーグで優勝したことを記念して、阪神タイガース優勝バージョンのP505i（P505iHT）が発売されました。このモデルは、外装に縦じま模様や阪神タイガースの優勝ロゴがデザインされており、待ち受け画面には当時の監督である星野仙一氏や優勝ロゴが使用されていました。着信メロディも「六甲おろし」を含む3曲が変更され、iメロディも阪神タイガースの選手の応援歌となるようにカスタマイズされていました。

この阪神タイガース優勝モデルは、同年のパシフィック・リーグ優勝チームが福岡ダイエーホークス（現：福岡ソフトバンクホークス）だったためか、NTTドコモ九州エリアでは発売されませんでした。

歴史

• - 2003年4月8日：D505i、N505i、P505i、SO505i、SH505iと共に、mova505iシリーズの開発が発表されました。
• - 2003年4月21日：電気通信端末機器審査協会（JATE）による審査を通過しました。
• - 2003年6月3日：技術基準適合証明（TELEC）による審査を通過しました。
• - 2003年8月8日：P505iが発売されました。
• - 2003年10月4日：P505i阪神タイガース優勝バージョンが発売されました。
• - 2012年3月31日：movaサービスの終了に伴い、使用がこの日限りとなりました。

関連項目

• - NTTドコモ
• - P504iS
• - P505iS
• - P252i
• - SH505i
• - SO505i
• - N505i
• - F505i
• - D505i

外部リンク

• - ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P505i
• - ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P505i 阪神タイガース優勝バージョン

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