UFC 161: エヴァンス vs. ヘンダーソン 大会詳細
2013年6月15日、
カナダ・
マニトバ州ウィニペグのMTSセンターにおいて、世界的な
総合格闘技団体UFCによる大会「
UFC 161: エヴァンス vs. ヘンダーソン」が開催されました。本大会の目玉は、ライトヘビー級で元UFCライトヘビー級王者
ラシャド・エヴァンスと、元UFCミドル級王者ダン・ヘンダーソンという、二人のレジェンド格闘家による対戦でした。
予想外のカード変更
大会直前、負傷やビザの問題などにより、複数のカード変更が余儀なくされました。当初予定されていた対戦カードのうち、以下の組み合わせに変更がありました。
TJ・ウォルドバーガー vs. 対戦相手変更:ケニー・ロバートソン
アイザック・ヴァリーフラッグ vs. 対戦相手変更:ジェームス・クラウス
ソア・パラレイ vs. 対戦相手変更:ロイ・ネルソン
ヘナン・バラオン vs.
エディ・ワインランド:バラオンの負傷により中止
マウリシオ・ショーグン vs. アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ:ノゲイラの負傷により中止
マウリシオ・ショーグン vs.
チェール・ソネン:ソネンのビザ問題により中止
これらの変更により、大会の顔ぶれは当初の予定から大きく変化しましたが、それでも多くの観客を魅了する、見応えのある試合が繰り広げられました。
試合結果詳細
大会はアーリープレリム、プレリミナリーカード、そしてメインカードの3部構成で進行しました。以下、各試合の結果を詳細に記します。
アーリープレリム
第1試合(バンタム級):イーブス・ジャボウィン ○ vs. ダスティン・ペイグ × (判定2-1)
第2試合(ライト級):ミッチ・クラーク ○ vs. ジョン・マグワイア × (判定3-0)
プレリミナリーカード
第3試合(バンタム級):ローランド・デローム ○ vs. エドウィン・フィゲロア × (判定3-0)
第4試合(ウェルター級):ショーン・ピアソン ○ vs. ケニー・ロバートソン × (判定2-0)
第5試合(ライト級):ジェームス・クラウス ○ vs. サム・スタウト × (ギロチンチョーク 3R 4:47)
第6試合(ウェルター級):ジェイク・シールズ ○ vs.
タイロン・ウッドリー × (判定2-1)
メインカード
第7試合(ヘビー級):ショーン・ジョーダン ○ vs. パット・バリー × (TKO 1R 0:59)
第8試合(女子バンタム級):アレクシス・デイヴィス ○ vs.
ロジー・セクストン × (判定3-0)
第9試合(ライトヘビー級):ライアン・ジモー ○ vs. イゴール・ポクラヤッチ × (判定3-0)
第10試合(ヘビー級):
スティーペ・ミオシッチ ○ vs. ロイ・ネルソン × (判定3-0)
第11試合(ライトヘビー級):
ラシャド・エヴァンス ○ vs. ダン・ヘンダーソン × (判定2-1)
大会表彰
大会後には、以下の賞が発表され、受賞選手にはそれぞれ5万ドルのボーナスが授与されました。
ファイト・オブ・ザ・ナイト:ジェームス・クラウス vs. サム・スタウト
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト:ショーン・ジョーダン
サブミッション・オブ・ザ・ナイト:ジェームス・クラウス
まとめ
UFC 161は、当初の予定とは異なる展開となりましたが、白熱した試合の数々と、予想外の展開が観客を魅了した大会となりました。各試合の結果、そして受賞選手の情報は、UFCの歴史に新たな1ページを刻むことでしょう。