W62H

Woooケータイ W62H

Woooケータイ W62Hは、日立製作所（後のカシオ日立モバイルコミュニケーションズ）が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。

特徴

W62Hは、Woooケータイシリーズの第2世代にあたる端末で、その最大の特徴は2Wayオープンスタイルです。これにより、縦方向にも横方向にも開くことができ、利用シーンに合わせて柔軟な使い方が可能になりました。また、日立製の端末としては初めてKCP+とBluetoothを搭載し、ナカチェンなどの最新サービスにも対応しました。

ディスプレイには、前機種W53Hから引き続き2.8インチワイドQVGAの有機ELディスプレイを採用しており、高精細な動画を楽しむことができるハイスペックモデルです。さらに、この機種とW62CA/CA002のみに、独自の特殊な着信音が採用されている点も特徴の一つです。

沿革

2008年6月3日：KDDIより発表
2008年7月19日：全国で一斉発売

対応サービス

従来の同社製端末と比較して、W62Hでは以下の機能が搭載されていません。

SD-Video（ASF形式動画）
SD-Audio（AAC）

不具合と対応

発売後、以下の不具合が確認され、ケータイアップデートにより修正対応が行われました。

2008年8月22日
稀にケータイサイトの会員登録や登録済サイトへの接続ができない場合がある。
2008年10月10日
電源を切ると、電源が入らなくなる場合がある。
会員登録済の特定サイトにおいて、初期値が入力項目に表示されない場合がある。
2008年10月24日
2画面状態でケータイサイトのページ更新を行うと、電源のリセットやキー操作を受け付けない状態になる場合がある。
2009年7月14日
SSLサイトで大きなファイルアップロードを行うと、時々接続が切断される場合がある。
EZweb利用中に電源のリセットやキー操作を受け付けない状態になる場合がある。
アラームが鳴動しない場合がある。

関連事項

携帯電話
au (携帯電話)
カシオ日立モバイルコミュニケーションズ
CDMA 1X WIN
Woooケータイ
KCP+
W53H/W61H - 先代機
W63H - 後継機
W44S

イメージキャラクター

伊東美咲：W62Hのイメージキャラクターを務め、発売直後の2008年7月22日には、東京・赤坂サカスで開催された「夏Sacas'08」のイベントに、W62H発売記念のスペシャルトークショーに参加しました。

外部リンク

W62H (HITACHI)
W62H (au by KDDI) - ウェイバックマシン
W62H - auケータイ探検隊 (au one)

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