Mabanua

mabanua：ボーダーレスな音楽性を追求するマルチクリエイター

mabanua（マバヌア）は、1984年 8月29日生まれの日本のプロデューサー、トラックメイカー、ドラマー、シンガーソングライターです。埼玉県出身で、origami PRODUCTIONSに所属。バンドOvallのドラマーとしても活動し、その卓越した音楽性と多様な才能で国内外の音楽シーンで注目を集めています。アーティスト名は、本名である山口学（やまぐちまなぶ）のアナグラムから派生したものです。

類まれなマルチな才能

mabanuaは単なるドラマーという枠には収まりません。キーボード、ベース、ギターなど、幅広い楽器を演奏するマルチプレイヤーであり、同時にプログラミング、サンプリング、ミックス、さらにはアートワークまでこなす、真のマルチクリエイターと言えるでしょう。ブラックミュージックをルーツとしながらも、ジャンルにとらわれず、独自のスタイルで音楽を創造しています。自ら全ての楽器を演奏し、多様なアーティストのプロデュース、リミックス、サポートドラマーとして活躍するなど、その才能は多方面から高く評価されています。

国内外問わず高く評価される音楽性

世界各国で話題となったデビューアルバム『done already』は、国境やジャンルを超えた多くのアーティストから絶賛されました。その洗練されたサウンドと独創的な音楽性は、リスナーを魅了し続けています。

CHARAのアルバム「Dark Candy」のプロデュースを手掛けた他、レイ・ハラカミ、菅野よう子、U-zhaan、七尾旅人、toe、GAGLEといった日本の著名アーティストとの共演は枚挙に暇がありません。さらに、Toro y Moi、Chet Faker、Madlib、Thundercatなど、海外の第一線で活躍するアーティストとのコラボレーションも多数行っており、その音楽ネットワークの広さは際立っています。

プロデューサーとしての活動も精力的に行い、100曲以上の楽曲制作に関わってきました。CM音楽、映画、ドラマ、アニメの劇伴音楽など、その活動領域は多岐に渡り、私たちの生活に自然と溶け込むような音楽を提供し続けています。

多彩なユニット活動

mabanuaはソロ活動以外にも、数々のユニットに参加しています。Shingo Suzuki、関口シンゴとのバンドOvall、ビートメイカーBudamunkとのユニットGreen Butter、タブラ奏者U-zhaanとのU-zhaan × mabanua、そしてASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文のソロプロジェクトGotch BANDなど、様々なスタイルの音楽活動を通して、その才能を余すことなく発揮しています。

音楽との出会いから現在まで

中学生時代からアコースティックギターで弾き語りを始め、高校時代には軽音楽部に所属し、キーボード、ギター、ベースなど様々な楽器を演奏しました。その後、ブラックミュージックを志すミュージシャンたちとバンドを結成しては解散することを繰り返す中で、音楽家としての道を歩み始めます。

2006年、都内のクラブで出会ったベーシストShingo Suzukiの誘いで、Ovallに加入。そして、Shingo Suzukiの紹介を通じてorigami PRODUCTIONSに所属することになります。2008年からmabanua名義でソロプロジェクトを始動させ、2009年からはトラックメイカー＆ミュージシャンとして、国内外問わず、メジャーからアンダーグラウンドまで幅広く活動を展開しています。

Hocus Pocus、Kev Brown、Jurassic 5のAKIL、Arrested Developmentのイーシー、Tahiti 80のXavier Boyerなど、海外アーティストとの交流も深く、グローバルな音楽ネットワークを築き上げています。2012年には群馬県桐生市に移住し、自宅スタジオを構え、創作活動の拠点を築きました。

数々のCM音楽や楽曲提供

mabanuaは、AZUL BY MOUSSY、山崎製パンランチパック、ユニクロ、Google、キユーピー、AEON、SONY、Corona Extra、ユナイテッドアローズ、リクルート、カネボウ、Johnson ＆ Johnson、森永乳業など、数々の有名企業のCM音楽やキャンペーンソングを手掛けています。また、文部科学省の留学促進キャンペーンやJRAおそ松さんコラボCMなど、社会的にも意義のあるプロジェクトにも参加しており、その音楽の幅広さを示しています。

ライブ活動と今後の展望

mabanuaは、朝霧JAM、APPI JAZZY SPORT、頂、COUNTDOWN JAPAN、GREENROOM FESTIVAL、FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVALなど、数々の音楽フェスティバルに出演し、その卓越したパフォーマンスで観客を魅了しています。

CHARA、Gotch、藤原さくら、U-zhaan、KOJOE、福原美穂、くるりなど、多くのアーティストのライブサポートも務めており、その高い演奏スキルと音楽性は、共演者からも高く評価されています。

mabanuaの今後の活動にも目が離せません。独自の音楽性を追求し続け、ボーダーレスな音楽世界を創造し続ける彼の活躍から、これからも目が離せません。

もう一度検索