あおば通駅

あおば通駅

概要

宮城県仙台市青葉区中央3丁目に位置するJR東日本仙石線の駅です。同線の起点駅であり、仙台トンネルの西端に位置しています。駅名は親しみやすさを考慮し平仮名表記となっています。地下鉄東西線青葉通一番町駅も近隣にありますが、徒歩7分程度の距離があります。

歴史

当初は仙石線の仙台駅として開業予定でしたが、仙台駅の位置決定に伴い、延伸区間の新駅として「あおば通駅」となりました。仙台駅と仙石線の乗り換えを想定した計画でしたが、最終的には現在の場所に仙石線仙台駅が設置されました。当初は「仙台東口駅」案もありました。

1985年に着工された仙台トンネル建設（連続立体交差事業）の一環として、踏切渋滞解消のため地下駅として建設されました。地下鉄東西線との直通運転も視野に入れており、補助金の交付範囲を長くするために、当駅までがJR区間として建設されました。

年表

2000年3月11日：仙石線地下化、延伸と同時に開業
2002年12月15日：自動改札機導入
2003年10月26日：Suica利用開始
2007年4月1日：びゅうプラザでの海外旅行取扱廃止
2010年3月：窓口カウンター化、みどりの窓口・びゅうプラザ一体化などのリニューアル工事完了
2010年4月1日：リニューアルオープン。市営地下鉄乗り換え口業務委託
2016年9月1日：「びゅうプラザ仙台 あおば通店」びゅうトラベルサービス運営へ移管
2017年10月1日：駅業務をJR東日本東北総合サービスへ全面委託
2019年3月30日：びゅうプラザ営業終了
2022年1月31日：みどりの窓口営業終了
2024年10月1日：えきねっとQチケサービス開始

駅構造

島式ホーム1面2線の地下駅です。「仙台市内」の特定都区市内制度駅に指定されています。JR仙台駅とは約400m離れており、仙台駅東西地下自由通路で連絡しています。地下鉄南北線仙台駅ホームへ直通する改札口もあります。

地下鉄東西線青葉通一番町駅とは地下通路で接続されていませんが、仙石線仙台市内区間が不通の場合の振替輸送指定駅となっています。地下鉄東西線仙台駅とは南北線を経由する必要があり、アクセスはやや不便です。

仙台駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが業務委託しています。直営駅時代は駅長が配置されていました。2つの改札口があり、1つは地下鉄南北線仙台駅と連絡する乗換改札口です。自動券売機、自動改札機（Suica、えきねっとQチケ対応）などが設置されています。

かつては改札内コンコースにKIOSKがありましたが、現在は撤去されています。地下鉄との連絡定期券は、駅名が異なるため取り扱っていません。

乗り場

発車メロディーは、さとう宗幸の『青葉城恋唄』をモチーフにしたアレンジバージョンです。（2016年6月までは仙台駅在来線ホームで使用）

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は19,792人です。JR東日本東北地区では仙台駅に次ぐ第2位です。

駅周辺

駅周辺には都市銀行支店などが多くあります。バス停は上り、下り両方向にあり、仙台市営バス、高速バスなどが停車します。

隣の駅

路線	駅名	隣の駅
-	-	---
JR東日本仙石線	あおば通駅	仙台駅

脚注

利用状況：JR東日本、仙台市統計書

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