イオンモール広島祇園

イオンモール広島祇園

イオンモール広島祇園は、広島県広島市安佐南区祇園に位置する大型のモール型ショッピングセンターです。イオンモールが運営しており、広々とした商業施設面積57,000m2の1階から3階まで、多様なテナントが入居しています。特徴的なのは、旧来のモール型サティでは珍しい、屋内駐車場を持たず、屋上を駐車場として利用している点です。

核テナントであるイオンスタイル広島祇園に加え、約130店舗の専門店が軒を連ねています。各店舗では、WAON、ICOCA、iDといった多様な電子マネーが利用可能です。また、モール北側には臨時駐車場を含め、約2800台を収容できる広大な駐車場を備えています。

歴史

この地にはかつて、三菱重工業工作機械事業部広島工場がありました。1939年または1940年に操業を開始し、東洋機械、三菱工作機械広島製作所を経て、1945年に三菱重工業と合併しました。工場名としては、1950年から1976年まで使用された三菱重工業広島精機製作所時代が最も長く、地域経済を支える重要な拠点でした。しかし、2002年11月11日、三菱重工業は滋賀県栗東市にある栗東本工場への生産集約のため、2003年9月末での工場閉鎖を発表。2003年10月1日に閉鎖されました。

工場跡地の売却にあたっては、イオンの他、同業他社のフジやイズミ、また一部敷地を学校が取得希望するなど、複数の企業・団体が関心を示しました。最終的に2004年1月、イオンが取得することになりました。広大な敷地は大きな魅力でしたが、周辺アクセス道路の整備の遅れが課題となり、出店合意時にも早期整備が要望されました。

2007年2月には、年内に着工し、店舗面積38000m2の建物を建築、2008年中の開店を目指す計画が発表されました。郊外出店が制限されるまちづくり3法改正前に建築を進める方針が示されました。

そして、2009年4月25日にソフトオープン、4月29日にグランドオープンを迎えました。

2011年3月1日には、核店舗である広島祇園サティがイオン広島祇園店に名称変更。さらに、2022年10月28日にはイオンスタイル広島祇園へリニューアルされ、最新のトレンドを取り入れた専門店型スタイルが導入されています。

フロア構成

核店舗
イオンスタイル広島祇園（旧：広島祇園サティ → イオン広島祇園店）
イオンモール広島祇園専門店街
GU
エディオン（2F・2025年春オープン予定）
フタバ図書GIGA
モーリーファンタジーf
その他、約130店舗の専門店（2025年1月現在）

交通アクセス

鉄道
JR可部線 下祇園駅 徒歩3分
バス
広電バス・広島交通 国道183号（新道）沿い 祇園出張所前バス停・今津バス停
広島交通 広島県道277号古市広島線（旧道）沿い 中祇園バス停（川内線）
広島交通 祇園中学校入口バス停（広島経済大学線）
広島交通 イオンモール広島祇園バス停（イオンモール広島祇園・春日野線）
乗合タクシー
祇園交通（山本方面）：予約用電話が設置

関連情報

中国新聞 各バックナンバー
* イオンモール広島祇園 公式サイト

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