下赤塚駅

下赤塚駅概要

下赤塚駅（しもあかつかえき）は、東京都板橋区赤塚新町一丁目に位置する東武鉄道の東上本線の駅です。この駅は駅番号「TJ 09」として知られています。また、東京メトロの有楽町線や副都心線の地下鉄赤塚駅も近隣にあり、利便性が高い場所となっています。残念ながら、この2つの駅間の乗り換え案内は行われていません。

年表

下赤塚駅は1930年12月29日に開業され、その後も様々な歴史を歩んできました。1983年には南側に国道254号の地下に東京メトロ有楽町線の赤塚駅が開通し、さらなる利便性を増しました。2008年には発車メロディの使用が開始され、駅の利用者に新たな体験を提供しています。

駅名の由来

この駅名の起源は、数百年前に存在した赤塚郷6か村にさかのぼります。1889年の町村制施行時に赤塚村に統合され、駅に近い東側地域には「下赤塚町」として名付けられた地域があり、これが駅名の由来となっています。

駅構造

下赤塚駅は相対式ホームを持つ地上駅で、2面2線の構造を有しています。駅舎と改札口は上りホーム側の北口と下りホーム側の南口の2か所からアクセス可能です。下りホームにはトイレも設置されています。上下ホームの間は地下道で結ばれており、便利な移動が可能です。

南口には「下赤塚サンライトマンション」と呼ばれる駅ビルがあります。このビルは1971年に開業し、1、2階にはテナントが入っており、3階以上は集合住宅となっています。特筆すべき点は、ホームの真上に位置するこの駅ビルが珍しい構造を持っていることです。2017年からは大規模な改装が行われ、2018年には新たに「ソライエアイル下赤塚」として生まれ変わりました。

駅構内商業施設

改装後、駅ビルには様々なテナントが開店しています。下りホームの改札外には、2018年に開店した「まいばすけっと下赤塚駅南口店」や「コメダ珈琲店東武下赤塚駅店」があります。これに対し、改装前にはフレッシュネスバーガーやマツモトキヨシなどが入っていましたが、すでに閉店しています。

利用状況

2024年度のデータによると、下赤塚駅の1日平均乗降人員は14,727人に達しています。この数字は、上板橋駅で準急に乗り換えない場合、池袋駅に到達するのに必要な時間を考慮すると、地下鉄赤塚駅からの利用と同等です。しかし、2008年度以降、副都心線の開通とともに乗降人員が減少傾向にあり、特に2009年度には2万人を下回りました。この減少は続き、近年の利用状況は1978年と比較しても半分以下に落ち込んでいます。

駅周辺

下赤塚駅の南側には国道254号（川越街道）が通り、駅の地下には地下鉄赤塚駅があります。周辺地域は平坦であり、その他の主要施設も充実しています。南口には光が丘公園や郵便局、銀行などが立ち並び、北口には東武ストアや赤塚公園、美術館など、様々な施設があります。

バス路線

下赤塚駅からは西武バスや国際興業バスのサービスもあり、周辺地域へのアクセスが便利です。南口と北口からはそれぞれ異なるバス路線が運行されており、地元住民や訪問者にとって有用な交通手段となっています。

隣の駅

下赤塚駅は東武鉄道東上本線の一部で、隣接する駅は東武練馬駅（TJ 08）と成増駅（TJ 10）です。各種列車が運行されており、通勤や観光の拠点としても利用されています。

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