本駒込駅

本駒込駅について

本駒込駅は、東京都文京区向丘二丁目に位置する、東京地下鉄（東京メトロ）南北線の駅です。駅番号はN13で、周辺には多くの学校や寺院、歴史的な建造物が存在します。

歴史

1996年3月26日に開業しました。2002年4月には業務委託駅となり、2004年4月1日の帝都高速度交通営団民営化に伴い、東京メトロに継承されました。2007年3月18日からはICカード「PASMO」が利用可能になり、2015年3月13日には発車メロディが変更されました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅で、地上への出入口は3か所あります。東大前側の出入口からは改札まで少し距離があります。ホーム階と改札階、コンコース階と地上を結ぶエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。駅の建設工事は大規模な開削工事で、延長268m、最大幅14m、最大掘削深さ21mに及びました。目黒駅寄りの出入口は、本駒込SOビルとの合築構造になっています。また、エレベーター出入口の用地は、文京区から提供された文京区立駒本小学校の用地が利用されています。

のりば

1番線：目黒方面
2番線：赤羽岩淵方面

発車メロディ

開業当初は南北線全駅共通の発車メロディが使用されていましたが、2015年3月13日に当駅オリジナルのメロディに変更されました。1番線は「Next Step」、2番線は「屋敷のある街」という曲が使用されています。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は20,191人で、東京メトロ全130駅中123位です。

近年の1日平均乗降人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

本駒込駅のある文京区本駒込と、隣の駒込駅のある豊島区駒込は、江戸時代には一つの駒込村でした。その後、上駒込村と下駒込村に分かれ、明治以降、それぞれ駒込と本駒込に改称されました。

駅周辺には、東洋大学をはじめとする多くの学校が立地しており、ラッシュ時には通学の学生で混雑します。また、以下の施設やスポットがあります。

白山駅 - 都営地下鉄三田線（直線距離で約250m）
東洋大学白山キャンパス、白山第2キャンパス
東洋大学京北中学高等学校
東京都立向丘高等学校
駒込中学校・高等学校
郁文館夢学園
文京区駒込地域活動センター
文京向丘二郵便局
本駒込郵便局
大聖山南谷寺 - 天台宗寺院。目赤不動尊
諏訪山吉祥寺 - 曹洞宗寺院。
天昌山光源寺 - 浄土宗寺院。駒込大観音
白山神社
臨済宗妙心寺派徳源禅院

バス路線

駅周辺には以下のバス停があり、都営バスや日立自動車交通のバスが利用できます。

白山上
1番乗り場：都営バス 草63 浅草寿町行、日立自動車交通 Bーぐる ラクーア方面・千駄木駅行
2番乗り場：都営バス 草63 巣鴨駅・池袋駅東口行
本駒込三丁目
3番乗り場：都営バス 東43 荒川土手行
4番乗り場：都営バス 東43 東京駅丸の内北口行
向丘二丁目
5番乗り場：都営バス 東43 荒川土手行、茶51 駒込駅南口行
6番乗り場：都営バス 茶51 御茶ノ水駅行・秋葉原駅行

隣の駅

東京メトロ南北線
東大前駅 (N12) - 本駒込駅 (N13) - 駒込駅 (N14)

参考文献

『東京地下鉄道南北線建設史』帝都高速度交通営団、2002年3月31日。

外部リンク

本駒込駅/N13 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ

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