東京テレポート駅

東京テレポート駅：お台場エリアのアクセス拠点

東京テレポート駅は、東京都江東区青海一丁目に位置する東京臨海高速鉄道りんかい線の駅です。駅番号はR04で、りんかい線公式ウェブサイトでは「（お台場）」と表記されるなど、お台場エリアへのアクセス拠点として認識されています。

歴史と変遷

1996年3月30日、臨海副都心線の駅として新木場駅～東京テレポート駅間開業と同時に開業しました。その後、2000年9月1日に路線名称がりんかい線に変更。2001年3月31日には、東京テレポート駅～天王洲アイル駅間が開業し、中間駅となりました。

Suica対応は2002年1[[2月1日]]から開始。発車メロディーは、2008年7月19日からフジテレビ制作のドラマ『踊る大捜査線』のテーマ曲を使用（2012年12月～2013年1月には『ONE PIECE FILM Z』のテーマ曲を使用）。2009年7月22日には改札外にNewDaysが開業。2018年1月1日には副駅名が「アクアシティお台場・メディアージュ前」から「ダイバーシティ東京プラザ前」に変更されました。そして、2023年3月4日にはホームドアの使用を開始し、安全性と利便性の向上に努めています。

駅名の由来

駅名は、東京都の臨海副都心開発事業計画の愛称「東京テレポートタウン」に由来します。「テレポート」は「tele」（遠方・電信）と「port」（港湾）を組み合わせた造語です。

駅構造

東京テレポート駅は、島式ホーム1面2線を有する地下駅です。地上に採光窓を設けることで、地下ホームまで自然光が届く設計となっています。世界都市博覧会会場の最寄り駅として建設された経緯から、ホームとコンコースは広々とした構造で、現在でも十分な収容力があります。イベント開催時などには、臨時の自動券売機と自動精算機が設置され、混雑緩和のための案内放送も行われます。電車到着時には「東京テレポート、東京テレポートです。フジテレビにおいでの方は当駅が下車駅です」の放送が流れます。

発車メロディー

発車メロディーは、りんかい線ではじめてのご当地メロディーとして、2008年7月19日から『踊る大捜査線』のテーマ曲が使用されています。ただし、2012年12月から2013年1月までは、『ONE PIECE FILM Z』のテーマ曲を使用していました。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は約21,126人で、りんかい線8駅中第5位です。

駅周辺

東京テレポート駅周辺のお台場地区には、アクアシティお台場、ダイバーシティ東京プラザ、イマーシブ・フォート東京などの大型商業施設やレジャー施設、そして、ダイバーシティ東京 オフィスタワーなどの高層オフィスビルが多数集積しています。

駅東側のA出口には、テレポートブリッジという屋根付きの歩行者専用橋があり、ゆりかもめお台場海浜公園駅へとつながっています。駅からは改札外エレベーターで直接橋へアクセスできます。また、駅南側からはイマーシブ・フォート東京（旧パレットタウン跡地）を経由してゆりかもめ青海駅へもアクセス可能です。ただし、これらの駅との連絡運輸はありません。

駅は江東区に位置しますが、お台場地区の中心部は首都高速湾岸線を挟んで港区台場にあるため、多くの施設は港区に所在しています。フジテレビをはじめ、多くの企業や観光スポットが徒歩圏内にあります。

アクセス

東京テレポート駅には、都営バス、東京BRT、京成バスなどの路線バスが乗り入れ、また、複数の高速バスも停車します。駅前にあるバスロータリーには、観光案内所『お台場SKYツーリストインフォメーション』も設置されています。

将来計画

JR東日本は、羽田空港アクセス線の臨海部ルートとして、東京テレポート駅と天王洲アイル駅間の複線化を検討しています。実現すれば、羽田空港と新木場駅間の直通が容易になります。

その他

東京テレポート駅は、『踊る大捜査線』など、多くのテレビドラマや映画、CMの撮影にも使用されています。

隣の駅

国際展示場駅 - 東京テレポート駅 - 天王洲アイル駅

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