楽天ペイメント

楽天ペイメント株式会社

楽天ペイメント株式会社は、東京都港区に本社を置く楽天グループのフィンテック企業です。楽天カード株式会社と楽天銀行株式会社が筆頭株主であり、楽天Edy株式会社を子会社としています。主な事業として、QRコード決済サービス「楽天ペイ」や電子マネー「楽天キャッシュ」の運営、楽天ポイントカードや楽天チェックといったポイントプログラムの提供を行っています。

概要

楽天ペイメントは、楽天グループにおけるフィンテック事業を集約するために、2019年4月1日に設立されました。楽天株式会社（現：楽天グループ株式会社）が直接運営していた決済関連事業（楽天ペイ、楽天ポイントカード）と、楽天Edy株式会社が手掛けていた電子マネー事業（楽天Edy）を、株式会社スポットライトへ承継。さらに、楽天Edy株式会社の株式を株式会社スポットライトへ譲渡しました。同時に、楽天カード株式会社を分割会社とする会社分割により、みんなのビットコイン株式会社の株式も株式会社スポットライトへ譲渡。その後、株式会社スポットライトが楽天ペイメント株式会社（2代）へと商号変更し、この日を楽天ペイメントの設立日としています。

初代代表取締役社長には、中村晃一が就任しました。

事業内容

2024年現在、楽天ペイメントは以下の事業を主要な事業として展開しています。

楽天ペイ事業: QRコード・バーコードを用いた電子決済サービスです。
楽天ポイントカード事業: 楽天ポイントを貯めたり、使ったりできるポイントプログラムです。
楽天キャッシュ事業: オンラインや実店舗で利用できる電子マネーサービスです。
楽天チェック事業: 楽天ポイント加盟店などでチェックインすることで、楽天ポイントが付与されるスマートフォンアプリです。

沿革

2016年
10月1日：楽天株式会社（現：楽天グループ株式会社）が楽天Edy株式会社（旧法人）を吸収合併。
10月13日：楽天Edyオペレーション株式会社を楽天Edy株式会社へ商号変更（新法人）。
10月27日：スマートフォンアプリ「楽天ペイ」を公開し、サービスを開始。
2018年
8月23日：楽天ペイメント株式会社（旧法人）を清算結了し、解散。
2019年
4月1日：楽天グループ内の企業再編により、楽天株式会社（現：楽天グループ株式会社）が行ってきた決済関連事業（楽天ペイ、楽天ポイントカード）および、楽天Edy株式会社が行ってきた電子マネー事業（楽天Edy）を、株式会社スポットライトへ承継。これに伴い楽天Edy株式会社の株式を株式会社スポットライトへ譲渡。株式会社スポットライトを楽天ペイメント株式会社へ商号変更（新法人）。
4月8日：楽天ペイ（アプリ決済）をセイコーマートに導入。
4月9日：楽天ペイ（アプリ決済）をウエルシアグループのドラッグストアに導入。
4月10日：楽天ポイントをファミリーマートの店舗に導入。
4月16日：楽天ポイントをゼンショーグループの店舗に導入。
4月26日：本社を渋谷区から楽天クリムゾンハウスへ移転。
5月14日：楽天ポイントを不二家グループの店舗に導入。
5月28日：楽天ペイメントと日本マクドナルドが「マクドナルド×楽天ポイントカード2周年スーパーコラボキャンペーン」を実施。
6月：経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元事業」決済事業者として登録。
6月4日：楽天ペイメントと壱番屋が楽天ポイント導入について合意。
6月5日：楽天株式会社と東日本旅客鉄道がキャッシュレス化推進のため連携。
7月4日：楽天Edyを日本国内の吉野家店舗に導入。
7月9日：楽天ポイントをサンドラッグとグループのドラッグトップスに導入。
7月18日：楽天ペイメントと株式会社ジェイアール東海髙島屋が楽天ポイントカード導入について合意。
8月9日：株式会社ホットランドの提携により、同社の店舗に楽天ポイントを導入。
8月19日：楽天ペイ（アプリ決済）を日本国内のアルペングループの店舗に導入。
8月28日：楽天ポイントカードを日本国内の吉野家店舗に導入。
9月9日：楽天ペイメントとセブン-イレブン・ジャパンが楽天ペイ（アプリ決済）導入について合意。
10月1日：伊藤園の対応自動販売機で楽天ペイ（アプリ決済）を順次導入。
10月30日：楽天ポイントをココカラファインのドラッグストア・調剤薬局に導入。
11月28日：楽天ペイ（アプリ決済）をスーパーマーケット「オーケー」全店舗に導入。
12月3日：楽天ポイントをJR九州ドラッグイレブンの店舗に導入。
12月11日：楽天ペイメントと松屋が楽天ポイント導入について合意。
12月24日：本社を楽天クリムゾンハウスから港区（現本社）へ移転。
2020年
1月10日：楽天ペイ（アプリ決済）をスーパーマーケット「オークワ」全店舗に導入。
1月20日：森ビルとの提携により、楽天ペイ（アプリ決済）を森ビルグループの商業施設に導入。
1月21日：楽天ペイ（アプリ決済）を日本国内の吉野家全店舗に導入。
2月6日：楽天ペイアプリに楽天Edy機能を実装。
2月7日：楽天Edy株式会社が、楽天傘下の株式会社アルパカ倶楽部を吸収合併。
2月19日：楽天Edyと楽天ペイ（アプリ決済）を「マイナポイント事業」のキャッシュレス決済サービスとして登録。
3月3日：楽天ペイ（アプリ決済）をサンドラッググループの店舗に導入。
3月4日：楽天ペイ（アプリ決済）を眼鏡店「パリミキ」グループの店舗に導入。
3月18日：楽天ペイ（アプリ決済）を近畿大学の構内施設に導入。
3月25日：楽天ペイ（アプリ決済）が日本コカ・コーラのスマートフォンアプリ「Coke ON（コークオン）」に対応。
4月21日：楽天ペイメントとコジマが楽天ポイントの導入について合意。
6月19日：ロゴスコーポレーションが運営する「ロゴスショップ」やレジャー施設「ロゴスランド」に、楽天チェックアプリを導入。
6月25日：楽天ペイ（アプリ決済）をそごう・西武の百貨店に導入。
6月30日：楽天ポイントを株式会社フレスタのスーパーマーケット「フレスタ」「リカーズ」の店舗に導入。
7月1日：楽天ペイ（アプリ決済）をスーパーマーケット「マツゲン」に導入。
7月13日：楽天ペイ（アプリ決済）を、三菱地所の丸の内ビルディング・新丸の内ビルディングの商業施設に導入。
8月4日：楽天ポイントをセキ薬品のドラッグストア・調剤薬局「ドラッグストアセキ」「セキ薬局」に導入。
8月26日：楽天ペイ（アプリ決済）を、大丸松坂屋[[百貨店]]が運営する百貨店のデパ地下・レストランに順次導入。
8月31日：楽天ペイ（アプリ決済）をプロントコーポレーションが運営する飲食店に導入。
8月31日：楽天ポイントを東急ストア・プレッセ全店舗に導入。
9月7日：長野県小諸市との連携により、楽天チェックスタンプラリーキャンペーンを実施。
9月9日：楽天ペイ（アプリ決済）を、イトーヨーカドー・ヨークマートなどに導入。
9月15日：楽天ポイントをサンマルクホールディングスの飲食店に導入。
9月16日：楽天ポイントカードを」、株式会社壱番屋の店舗に導入。
9月29日：楽天Edyを、スーパーマーケット「マルエツ」全店舗に導入。
9月30日：楽天ポイントを丸紅エネルギー系列ガソリンスタンドに導入。
10月：楽天ポイントを、東急[[百貨店]]が運営する渋谷の商業施設、東急ホテルズのホテルに導入。
10月22日：楽天株式会社および楽天ペイメント、横浜市と連携協定を締結。
10月28日：楽天ポイントをユナイテッドアローズが運営する店舗に導入。
10月28日：楽天EdyでGoogle Playの支払いが可能となる。
11月19日：千葉県木更津市との連携により、楽天チェックスタンプラリーキャンペーンを実施。

関連会社

楽天Edy株式会社

関連項目

楽天グループ
楽天銀行
楽天カード
楽天Edy
楽天ポイントカード
楽天ペイ

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