水天宮前駅

水天宮前駅

水天宮前駅は、東京都中央区日本橋蛎殻町二丁目にある東京メトロ半蔵門線の駅です。駅番号はZ 10で、副駅名は東京シティエアターミナル前となっています。東京シティエアターミナルに直結しており、空港へのアクセス拠点としての役割も担っています。

歴史

1990年11月28日：半蔵門線の延伸に伴い、終着駅として開業。同時に、東京の地下鉄駅として初めて動く歩道が設置されました。
2003年3月19日：半蔵門線の延伸により中間駅となりました。
2004年4月1日：営団地下鉄の民営化に伴い、東京メトロに継承されました。
2007年3月18日：ICカード「PASMO」が利用可能になりました。
2018年3月17日：日比谷線・都営浅草線人形町駅との乗り換え業務を開始。
2018年9月13日：発車メロディを導入。

駅名について

駅の仮称は「蛎殻町」でしたが、最終的には「水天宮前」に決定しました。駅名決定の背景には、地域住民からの様々な要望や、営団側の地域分断を避けたいという意向がありました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホームは地下3階にあります。東京シティエアターミナル側の出入口には動く歩道が設置されており、空港へのアクセスをサポートしています。ホームの側壁には、田原町駅と同様に紋章が施されています。

開業から押上駅延伸までは終着駅として、渋谷側にある両渡り分岐器を使用して折り返し運転が行われていました。押上延伸後も非常用として分岐器は残されています。

現在、平日のみ押上発当駅止まりの終電と、当駅始発中央林間行の初電が設定されています。

のりば

発車メロディ

2018年9月13日から、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は「川の辺」、2番線は「糸竹の道」です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は68,185人で、東京メトロ全130駅中57位です。日比谷線との乗換人員を含めると、1日平均78,471人となります。

駅周辺

東京シティエアターミナル (T-CAT)（駅直結）
ロイヤルパークホテル（駅直結）
水天宮
日本橋区民センター
人形町駅（日比谷線・都営浅草線）

バス路線

駅周辺には複数のバス停があり、都営バス、日立自動車交通、日の丸自動車興業の路線が利用できます。また、東京シティエアターミナルからは羽田空港や成田空港への空港連絡バスも発着しています。

隣の駅

東京メトロ半蔵門線：

三越前駅 (Z 09) - 水天宮前駅 (Z 10) - 清澄白河駅 (Z 11)

水天宮前駅は、東京シティエアターミナルへのアクセスに便利なだけでなく、周辺には水天宮などの観光スポットも点在する魅力的な駅です。

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