氷川台駅

氷川台駅

氷川台駅（ひかわだいえき）は、東京都練馬区氷川台三丁目に位置する東京地下鉄（東京メトロ）の駅です。有楽町線と副都心線の2路線が乗り入れており、都心へのアクセスに便利な駅として利用されています。駅番号は有楽町線がY05、副都心線がF05です。

歴史

氷川台駅は、1983年（昭和58年）6月24日に帝都高速度交通営団（営団地下鉄）有楽町線の営団成増（現在の地下鉄成増）～池袋間の開通に合わせて開業しました。その後、2004年（平成16年）4月1日に営団地下鉄の民営化に伴い、東京地下鉄（東京メトロ）に継承されました。2008年（平成20年）6月14日には副都心線が開業し、有楽町線との共用駅となりました。

駅の歴史における主な出来事は以下の通りです。

1983年6月24日：有楽町線開業時に開業
2003年2月：業務委託駅となる
2004年4月1日：東京メトロに継承
2007年3月18日：ICカード「PASMO」利用開始
2008年6月14日：副都心線との共用開始
2010年8月21日：ホームドア使用開始
2011年2月24日：発車メロディ導入

駅構造

氷川台駅は、相対式ホーム2面2線を有する地下駅です。和光市方面のホームはカーブしているのが特徴です。有楽町線の駅で相対式ホームを持つのは、当駅と新富町駅のみです。また、副都心線では当駅のみが相対式ホームとなっています。これは、当駅の前後区間が複線シールドトンネル構造であるため、線形を考慮した結果です。ホームには可動式ホーム柵が設置されており、安全性が確保されています。

のりば

東京メトロの公式サイトに掲載されている構内図によると、以下のようになっています。

1番線：有楽町線　池袋・有楽町・新木場方面
2番線：有楽町線・副都心線　和光市・森林公園・飯能方面

発車メロディ

2011年2月24日から、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は「もう来ます」（作曲：谷本貴義）、2番線は「ワクワク電車」（作曲：福嶋尚哉）という曲が使用されています。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は36,844人であり、東京メトロ全130駅中96位です。近年の一日平均乗降人員の推移は以下の通りです。

年度	1日平均乗降人員	1日平均乗車人員
-	--	----
2018年度	35,590	17,885
2019年度	36,504	18,322
2020年度	31,388	15,785
2021年度	33,136	16,662
2022年度	35,703	17,968
2023年度	36,844	-

駅周辺

氷川台駅は石神井川の付近に位置しており、駅前には東京都市計画道路幹線街路放射第36号線が通っています。駅周辺には、スーパーマーケットのアコレ氷川台店や各種飲食店などが立地しています。正久保橋を渡った所にはサミット氷川台店があります。また、バス停留所や城北公園通りなどの通りがあり、少し歩くと住宅街が広がっています。

かつては畑が多かった地域ですが、駅の開業以来、マンション建設を中心に宅地開発が進みました。駅から数分歩いたところにわずかに畑が残っています。徒歩15分ほどの場所には東京都立城北中央公園があり、運動場やテニス場などの施設が利用できます。また、氷川神社の最寄り駅でもあります。

バス路線

氷川台駅周辺には「氷川台駅」と「氷川台駅西」の2つのバス停留所があり、国際興業バスが運行しています。

氷川台駅

深夜急行バス：和光市駅南口行き（平日のみ運行・降車のみ可）

氷川台駅西

みどりバス氷川台ルート：練馬北町車庫経由東武練馬駅循環行き
みどりバス氷川台ルート：練馬駅・光が丘駅経由練馬光が丘病院行き

隣の駅

東京メトロ有楽町線

平和台駅 (Y04) - 氷川台駅 (Y05) - 小竹向原駅 (Y06)

東京メトロ副都心線

平和台駅 (F04) - 氷川台駅 (F05) - 小竹向原駅 (F06)

脚注

注釈

出典

東京地下鉄の1日平均利用客数
東京都統計年鑑

参考文献

『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日。
https://metroarchive.jp/content/ebook_yurakucho.html/

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 氷川台駅/Y05/F05 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ

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