浦幌駅

浦幌駅（うらほろえき）

浦幌駅は、北海道十勝郡浦幌町本町にある北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の駅です。駅番号はK40。電報略号はウラ。事務管理コードは▲110425。

概要

浦幌駅は、根室本線における重要な駅の一つであり、普通列車に加え、特急「おおぞら」の一部も停車します。駅周辺は浦幌町の中心市街地であり、町役場や商店などが集まっています。

歴史

浦幌駅は、1903年（明治36年）に北海道官設鉄道の駅として開業しました。その歴史は、北海道の鉄道黎明期に遡ります。

1903年（明治36年）12月25日：北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。
1905年（明治38年）4月1日：国有鉄道に編入。
1966年（昭和41年）12月24日：跨線橋設置。
1978年（昭和53年）11月26日：駅舎改築。
1982年（昭和57年）9月10日：貨物扱い廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となる。
1995年（平成7年）度：石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度に分岐器を弾性分岐器に交換。
2022年（令和4年）3月12日：同日のダイヤ改正で、停車する特急「おおぞら」のうち、下り列車を11号から9号に繰り上げ変更。

駅名の由来

駅名の由来は、アイヌ語の「ウララポロ」（霧・多い）、あるいは「オラプオロ（オラポロ）」（ヤマシャクヤク？・の所）からきているとされています。

駅構造

浦幌駅は、2面2線の相対式ホームを持つ地上駅です。ホーム間は跨線橋で連絡しており、安全な移動が可能です。駅舎にはみどりの窓口が設置され、乗車券や特急券の購入が可能です。また、社員配置駅であり、新吉野駅、厚内駅を管理下に置いています。

のりば

基本的に、本線である駅舎側の1番線を使用し、2番線は、列車交換の場合に一部の普通列車が使用します。

利用状況

浦幌駅は、地域住民にとって重要な交通拠点であり、通学や通勤に利用されています。1日の平均乗降人員は以下の通りです。

駅周辺

浦幌駅周辺には、浦幌町の主要な施設が集まっています。

浦幌町役場
池田警察署浦幌駐在所
浦幌郵便局
帯広信用金庫浦幌支店
浦幌町農業協同組合（JA浦幌町）本所
北海道浦幌高等学校
フクハラ 浦幌店
国道38号

また、駅前からは浦幌町コミュニティバスや本別・浦幌生活維持路線バスが発着しており、町内各地へのアクセスも便利です。

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

■普通

新吉野駅 (K39) - 浦幌駅 (K40) - （常豊信号場） - （上厚内信号場） - 厚内駅 (K42)

参考文献

北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』（2001年）
浦幌町史 昭和46年3月発行。
「尺別鉄道 50年の軌跡」 大谷正春著 昭和59年7月 ケーエス興産発行。
沿線炭礦要覧 昭和12年2月 札幌鉄道局発行。
釧路叢書 第14巻「釧路炭田」昭和49年1月 釧路市発行。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

浦幌｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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