牧落駅は、
大阪府箕面市百楽荘一丁目に位置する、阪急電鉄箕面線の駅です。駅番号はHK-58。
1921年(
大正10年)
12月30日、
箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄)の桜井駅~
箕面駅間に開業しました。
2013年(平成25年)
12月21日には
駅ナンバリングが導入され、HK-58となりました。
駅舎と構造
地上駅で、相対式ホーム2面2線の構造を持ちます。
分岐器や絶対信号機がないため、停留所と分類されています。
改札口は線路の下にあり、半地下式となっています。2本の道路に挟まれた立地です。ホーム
有効長は8両編成に対応していますが、箕面方面ホームでは4両編成が中心で、8両編成は運用されていません。
箕面方面ホームには男女別トイレ、石橋阪大前方面ホームには待合室が設置されています。各ホームと
改札階は、階段とエレベーターで行き来できます。スマートフォンアプリ「阪急沿線ナビTOKKアプリ」の発車案内では、箕面方面が1号線、石橋阪大前方面が2号線と表示されています。
利用状況
2019年度のある特定日の1日あたりの
乗降人員は8,816人(乗車人員:4,441人、降車人員:4,375人)でした。宝塚線系統では最も少ない
乗降人員で、阪急電鉄全線でも第80位となっています。近年は、
乗降人員、乗車人員ともに緩やかな変動を見せています。(具体的な数値の推移は表を参照)
駅周辺環境
駅周辺は、牧落百楽荘住宅として開発された歴史ある住宅街です。特に百楽荘は、
北摂地域を代表する
高級住宅街として知られています。駅周辺には、
大阪府立箕面高等学校、
箕面市立箕面小学校、
箕面市役所、箕面西公園、
箕面市第一総合運動場などの公共施設に加え、箕面桜郵便局、箕面西小路郵便局、牧落八幡宮、箕面神経サナトリウム、箕面ポッポ保育園といった施設、北乃屋箕面店、
やまや牧落店、メガネの愛眼箕面牧落店、
サンドラッグ箕面桜店、MEGAドン・キホーテ箕面店、ライフ箕面店といった商業施設が立地しています。
バス路線
箕面市の
コミュニティバス「
オレンジゆずるバス」(
阪急バス茨木営業所運行受託)が乗り入れています。牧落駅停留所は、西出口から南へ約90mの場所にあります。黄ルート(西部南・東部南循環)が平日ダイヤのみ運行されています。休日ダイヤではバスの乗り入れはありません。
阪急バスの「牧落」停留所は、駅から南東へ約700m離れた
国道171号沿いにあり、駅からのアクセスは不便です。「桜」停留所(駅から北西へ約350m、市道沿い)を利用して
阪急バス(81系統:千里中央行、82系統:井口堂行、82・83系統:千里中央行)に乗り換えるのが便利です。
隣の駅
路線 | 駅名 | 駅番号 |
---|
- | - | --- |
阪急電鉄箕面線 | 桜井駅 | HK-57 |
阪急電鉄箕面線 | 牧落駅 | HK-58 |
阪急電鉄箕面線 | 箕面駅 | HK-59 |
まとめ
牧落駅は、落ち着いた住宅街に位置し、生活利便性の高い環境にあります。周辺には教育施設や商業施設が充実しており、静かで住みやすいエリアと言えるでしょう。 ただし、バス路線の利用には注意が必要です。 歴史ある駅として、今後も地域の生活を支える重要な役割を担っていくでしょう。