玉造温泉駅

玉造温泉駅について

玉造温泉駅（たまつくりおんせんえき）は、島根県松江市玉湯町湯町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）山陰本線の駅です。山陰地方有数の温泉地である玉造温泉へのアクセス拠点として、特急「やくも」「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」の一部が停車します。ただし、寝台特急「サンライズ出雲」や一部の快速列車は通過します。

歴史

1909年（明治42年）11月7日：湯町駅（ゆまちえき）として開業。当時は旅客と貨物の取り扱いがありました。
1949年（昭和24年）5月11日：玉造温泉駅に改称されました。
1962年（昭和37年）7月1日：貨物取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。
1993年（平成5年）2月13日：自動券売機が設置されました。
2012年（平成24年）9月26日：神社風の駅舎にリニューアルされました。
2014年（平成26年）3月27日：駅前広場が完成。
2016年（平成28年）12月17日：ICOCAが利用可能になりました。
2023年（令和5年）3月31日：窓口営業を終了、4月1日：無人駅化。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、松江方面が単線、出雲市方面が複線となっています。駅舎は線路の北側にあり、ホームへは地下道で連絡します。上りホームは駅舎に隣接していますが、ホームと改札の間にはフェンスがあり、直接ホームへは行けず、地下道を通る必要があります。

現在は無人駅で、自動券売機が設置されています。駅舎は1935年（昭和10年）に建てられた木造一部鉄骨平屋建てで、2012年にリニューアルされ、屋根が玉作湯神社をイメージした青緑色の鋼板葺きとなりました。駅舎隣には公衆便所が設置されています。

のりば

1番のりば：下り（出雲市方面）
2番のりば：上り（松江・米子方面）

利用状況

2020年度の1日平均乗車人員は202人です。過去には2004年度に279人、1994年度に333人、1984年度に286人を記録しています。

駅周辺

駅周辺は旧玉湯町の中心部で、松江市役所玉湯支所が近くにあります。駅名の由来となった玉造温泉は、駅から南へ約2kmの場所に位置しています。

玉造温泉
玉作湯神社
松江市役所玉湯支所
湯町簡易郵便局
地域医療機能推進機構玉造病院
松江市立玉湯中学校
松江市立玉湯小学校
国道9号
島根県道25号玉湯吾妻山線
島根県道194号玉造温泉停車場線



バス路線については、駅前の道路から少し歩いた場所に一畑バスの「玉造温泉駅入口」停留所があります。

隣の駅

JR西日本 山陰本線

特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」「やくも」一部停車駅
観光列車「あめつち」一部停車駅
快速：通過
普通：乃木駅 - 玉造温泉駅 - 来待駅

脚注

注釈、出典については省略します。

外部リンク

玉造温泉駅｜駅情報：JRおでかけネット

以上が玉造温泉駅に関する詳細な情報です。

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