生山駅

生山駅について

生山駅（しょうやまえき）は、鳥取県日野郡日南町生山に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）伯備線の駅です。特急「やくも」も半数程度が停車する主要駅であり、地域交通の要となっています。事務管コードは▲640402です。

歴史

1923年（大正12年）11月28日：鉄道省伯備北線が黒坂駅から延伸した際に、終着駅として開業しました。
1924年（大正13年）12月6日：伯備北線が生山駅から上石見駅まで延伸し、途中駅となりました。
1928年（昭和3年）10月25日：伯備北線が伯備線の一部となり、生山駅もその所属となりました。
1982年（昭和57年）11月7日：貨物取扱が廃止されました。
1985年（昭和60年）3月14日：荷物扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。
2016年（平成28年）
9月25日：構内のキヨスクが営業を終了しました。
12月17日：ICカード「ICOCA」の利用が可能となり、ICカード専用簡易改札機が設置されました。
2021年（令和3年）
6月30日：みどりの窓口が営業を終了しました。
7月1日：みどりの券売機プラスが導入され、終日無人駅となりました。

駅構造

単式ホームと島式ホームを組み合わせた2面3線の地上駅で、列車交換や待避が可能です。米子駅が管理する無人駅です。1番のりば側に駅舎があり、2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。

長年使用されていた旧駅舎は、駅周辺整備に伴い建て替えられ、現在は地域間交流施設「クローバ」と共同の建物を使用しています。以前はみどりの窓口がありましたが、2021年7月1日よりみどりの券売機プラスに置き換えられました。駅員の業務は週に2、3回程度の巡回となっています。駅には男女別の水洗トイレが設置されています。

米子駅と生山駅の間には区間列車が設定されています。生山駅から芸備線との合流駅である備中神代駅にかけては、伯備線の中でも特に普通列車の本数が少ない区間となっています。

のりば

1番のりば：上り本線
2番のりば：下り本線
3番のりば：上下副本線（当駅始発の米子方面行きのみ旅客列車が発車）

3番のりばには、貨物列車が停車する設定があります。

利用状況

2008年度（平成20年度）の1日平均乗降人員は288人です。

駅の所在地である日南町は、県道が島根県仁多郡奥出雲町の横田地区まで通じています。横田地区にはJR木次線の駅（出雲横田駅、八川駅、三井野原駅）がありますが、1日の運行本数が少ないため、雲南・松江方面へのアクセスには時間がかかります。そのため、横田地区の住民が鉄道を利用する際には、特急「やくも」が2時間に1本程度停車する生山駅を利用することが多いです。

駅周辺

駅の北側には、国道183号江府三次道路（生山道路）がオーバークロスしています。
ステーションアベニューぷらら
生山郵便局
鳥取銀行
山陰合同銀行
鳥取県道8号新見日南線
鳥取県道223号生山停車場線
生山神社：駅近くにあり、参道と線路が交差していますが、踏切はありません。
日南町役場：駅からは離れており、日南町営バスに乗り換える必要があります（以前は駅近くにありましたが、鳥取県西部地震により約3km西に移転しました）。

バス路線

駅前ロータリーには、日南町営バスと日野町営バスの停留所があり、以下の路線が発着しています。停留所名は事業者によって異なりますが、位置は同じです。

日南町営バス

大宮線：下阿毘縁/日南中学校前
山上線：阿毘縁車庫前/日南病院（日南病院行きは朝1便のみ）
平日はデマンドバス（阿毘縁車庫前行）が運行
多里線：新屋
平日はデマンドバス（新屋行）が運行
石見線：下花口/日南中学前
福栄線：上坂車庫前/日南中学校前
デマンドバス（要予約）は利用者登録が必要です。

日野町営バス

菅福線：根雨駅前

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）
伯備線：上石見駅 - （下石見信号場） - 生山駅 - 上菅駅

※特急「やくも」の隣の停車駅については、列車記事を参照してください。

外部リンク

生山駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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