登別駅

登別駅 (Noboribetsu Station)

登別駅は、北海道登別市登別港町に位置するJR北海道室蘭本線の駅です。駅番号はH28で、電報略号はノホ。事務管理コードは▲130317です。特急「北斗」（2号を除く）、「すずらん」が停車し、登別温泉へのアクセス拠点となっています。

歴史

登別駅は、1892年（明治25年）に北海道炭礦鉄道の駅として開業しました。その後、国有化や水害による移転、登別温泉軌道の接続などを経て、現在の形に至っています。

1892年（明治25年）8月1日：北海道炭礦鉄道の駅として開業。
1897年（明治30年）12月1日：水害被害のため現在位置に新築移転。
1906年（明治39年）10月1日：鉄道国有法により、官設鉄道に移管。
1915年（大正4年）12月3日：登別温泉軌道が開業（馬車鉄道）。
1918年（大正7年）5月1日：登別温泉軌道が蒸気軌道に変更。
1925年（大正14年）11月10日：登別温泉軌道が電化。
1933年（昭和8年）9月1日：登別温泉軌道が休止、のちに廃止。
1935年（昭和10年）3月30日：駅舎改築。
1954年（昭和29年）8月10日：昭和天皇、香淳皇后が行幸。
1968年（昭和43年）：駅弁「洋寿し」が発売。
1974年（昭和49年）5月4日：みどりの窓口営業開始。
1980年（昭和55年）5月15日：貨物取扱廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物取扱廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
2004年（平成16年）：駅弁「洋寿し」の販売が終了。
2005年（平成17年）3月16日：自動旅客案内放送装置使用開始。
2014年（平成26年）8月30日：特急「北斗」「スーパー北斗」全列車が停車。
2016年（平成28年）2月：駅入口のドアが自動ドア化。
2021年（令和3年）1月21日：話せる券売機が設置。

駅構造

2面3線のホームを持つ地上駅で、上り列車のみ待避が可能です。登別温泉側に1箇所の出口があります。社員配置駅であり、みどりの窓口や話せる券売機が設置されています。また、駅レンタカーも利用可能です。

バリアフリー化工事として、2025年度に跨線橋とエレベーターが新設され、2026年度には現駅舎のリフレッシュと跨線橋の撤去が予定されています。この工事には、国と登別市が約10億円を負担し、駅舎整備にはJR北海道が約9億円を負担します。

のりば

駅のホームは以下の通りです。

番線	路線	方向	行先
-	-	-	------
1	室蘭本線	上り	東室蘭・室蘭方面
2	室蘭本線	下り	苫小牧・札幌方面
3	室蘭本線	(待避線)

利用状況

近年の乗車人員は、登別市の統計書で確認できます。

駅周辺

駅前からは、登別温泉や登別伊達時代村、倶多楽湖、虎杖浜温泉などへアクセスできます。周辺には、登別マリンパークニクス、地域医療機能推進機構登別病院、知里幸恵 銀のしずく記念館、登別漁港などがあります。

路線バスは道南バスが運行しており、登別温泉方面への路線があります。また、登別市交流センターヌプルには、高速バスの停留所が設置され、札幌市方面や新千歳空港方面へのバスが発着します。

登別駅前郵便局
室蘭警察署登別東交番
コープさっぽろのぼりべつ東店
室蘭信用金庫登別支店
登別市交流センター「ヌプル」
登別市役所登別支所（登別市交流センター「ヌプル」1階）

隣の駅

JR北海道 室蘭本線
特急「北斗」停車駅（一部列車を除く）
特急「すずらん」停車駅
普通：富浦駅 (H29) - 登別駅 (H28) - 虎杖浜駅 (H27)

かつて存在した路線

登別温泉軌道
登別温泉軌道線：登別駅前 - 神威若駅

脚注

注釈
出典
登別市統計書

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

登別｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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