船橋法典駅

船橋法典駅について

船橋法典駅（ふなばしほうてんえき）は、千葉県船橋市藤原一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）武蔵野線の駅です。駅番号はJM 11で、武蔵野線の中では17番目に利用客が多い駅です。

歴史

1978年（昭和53年）10月2日：国鉄の駅として開業。「北船橋駅」という仮称で計画が進められていました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。
1993年（平成5年）3月：みどりの窓口が開設されました。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」が利用可能になりました。
2016年（平成28年）3月7日：みどりの窓口が営業を終了しました。

駅構造

地上駅で、島式ホーム1面2線を備えています。橋上駅舎を持ち、ホームの一部はトンネル（第1藤原トンネル、第2藤原トンネル）内にあります。これは、駅が台地に位置し、掘割の上にホームがあるためです。

当初は当駅での折り返し運転が計画されており、西船橋方面を島式とした2面3線の国鉄型配線が予定されていました。市川大野方面には電留線を設ける計画もあり、駅構内やホームが広めに取られているのはその名残です。

駅は船橋営業統括センター（西船橋駅）が管理する直営駅ですが、2018年3月24日より、始発から午前6時30分までは遠隔対応となっています。この時間帯は改札係員が不在となり、一部の自動券売機のみが稼働します。インターホン対応は新八柱駅が行います。駅カラーは薄い黄緑色です。

のりば

1番線：西船橋・東京・大宮方面
2番線：市川大野・新松戸・府中本町方面

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は17,306人です。武蔵野線内の26駅中、17位に位置しています。特に、京成本線東中山駅と並んで中山競馬場の最寄駅であるため、競馬開催日には駅が非常に混雑します。

1990年度以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

（データは省略）

駅周辺

当駅は中山競馬場の最寄り駅であり、競馬開催日には専用改札口から専用の地下通路（ナッキーモール）を通って直接競馬場へアクセスできます。開業当初は、駅名標に「中山競馬場前」という副名称が表記されていました。駅周辺は宅地開発が盛んで、商業施設も充実してきています。

主な施設

東武ストア 船橋法典店
ワイズマート 船橋法典店
中山競馬場
千葉県立市川東高等学校
千葉県立船橋法典高等学校
楽天地天然温泉法典の湯
放駒部屋
船橋法典郵便局
スギ薬局 船橋藤原店
姥山貝塚

バス路線

船橋法典駅

京成バス市川営業所
Fs11：ファイターズ鎌ケ谷スタジアム
Fs12：市川営業所

ちばレインボーバス白井車庫
白井線：白井車庫 / 西船橋駅

船橋法典駅入口

駅から少し離れた場所に位置し、以下のバスが発着します。

京成バスシステム
中山01：保健医療福祉センター / 市営霊園 / 下総中山駅 / 西船橋駅
市川市コミュニティバス
北東部ルート （往復ルートAルート）：松飛台駅 / 大野中央病院内

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

武蔵野線
西船橋駅 (JM 10) - 船橋法典駅 (JM 11) - 市川大野駅 (JM 12)

脚注

記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

参考文献

三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング、2010年2月1日。

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
法典 ([[船橋市)]] - 読みは「ほうでん」
馬込沢駅（東武野田線） - 大正時代に法典駅と称していた。

外部リンク

* 駅の情報（船橋法典駅）：JR東日本

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