行田駅

行田駅 (Gyoda Station)

行田駅は、埼玉県行田市壱里山町にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）高崎線の駅です。上野駅発着系統に加え、湘南新宿ライン、上野東京ラインが停車し、都心方面へのアクセスも可能です。

概要

行田駅は行田市の南西端に位置し、市の中心部にある秩父鉄道の行田市駅からは約5km離れています。駅の所在地は行田市内ですが、熊谷市や鴻巣市の境界にも近く、これらの市の住民も利用しています。

歴史

行田駅の歴史は、1966年（昭和41年）7月1日に国鉄の駅として開業したことから始まります。当初、行田市には秩父鉄道の行田駅（現：行田市駅）がありましたが、高崎線が市域を通過することになったため、国鉄駅の設置要望が出されました。その結果、現在の行田駅が開業し、旧行田駅は「行田市駅」に改称されました。

年表

1966年（昭和41年）7月1日：国鉄の駅として開業
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる
1995年（平成7年）2月9日：自動改札機を設置、供用開始
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる
2006年（平成18年）2月22日：みどりの窓口の営業を終了
2006年（平成18年）2月23日：「もしもし券売機Kaeruくん」が稼働開始
2012年（平成24年）1月31日：「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了
2013年（平成25年）10月1日：発車メロディを夢伝説に変更
2013年（平成25年）12月5日：指定席券売機稼働開始
2016年（平成28年）3月10日：早朝無人化

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。分岐器や絶対信号機がないため、鉄道の駅としては停留所に分類されます。

高崎支社所属熊谷統括センター管轄熊谷駅管理の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスに委託されています。早朝は遠隔対応のため、改札係員が不在となる時間帯があります。

駅には、自動券売機、指定席券売機、自動改札機、自動精算機、多機能トイレなどの設備があります。かつてはみどりの窓口がありましたが、2006年に廃止され、「もしもし券売機Kaeruくん」を経て、現在は指定席券売機が設置されています。

のりば

1番線：高崎線 上り（大宮・上野・東京方面）
2番線：高崎線 下り（高崎・前橋方面）

発車メロディ

2013年10月1日から、1番線の発車メロディには、行田市観光大使を務めるスターダストレビューの代表曲「夢伝説」が使用されています。2番線にも当初は別の曲が使用されましたが、現在は1番線と同じ「夢伝説」が使用されています。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は5,734人です。駅の利用者は、行田市民だけでなく、近隣の熊谷市や鴻巣市の住民も含まれます。

駅周辺

駅周辺には、行田市観光案内所、行田警察署行田駅前交番、行田駅前郵便局などの施設があります。また、荒川や元荒川などの自然にも近い立地です。

東口駅前広場は2020年から2021年にかけて再整備され、ロータリーの位置が変更されました。これにより、駅と市街地を結ぶ道路のアクセスが改善されました。

バス路線

東口ロータリーには、行田市内循環バスが乗り入れています。行田市中心部への一般路線バスは、隣の吹上駅から発着します。

1番のりば：南大通り線コース：工業団地行（朝日自動車加須営業所）
2番のりば：西循環コース（忍城バスターミナル行）（朝日自動車加須営業所）
3番のりば：観光拠点循環コース（大堰観光バス）
臨時のりば：古代蓮の里シャトルバス：古代蓮の里行（朝日自動車加須営業所） ※蓮開花期間のみ

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■高崎線

■普通

吹上駅 - 行田駅 - 熊谷駅

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