西帯広駅

西帯広駅：根室本線沿いの歴史ある駅

西帯広駅は、北海道帯広市西23条南1丁目にある北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の駅です。駅番号はK29。帯広駅から比較的近い場所に位置しています。

歴史

西帯広駅は、1907年に国有鉄道の伏古駅（ふしこえき）として開業しました。その後、1954年に西帯広駅に改称されています。以下に主な歴史をまとめます。

1907年（明治40年）9月8日：国有鉄道の伏古駅として開業。
1928年（昭和3年）10月15日：駅舎改築。
1954年（昭和29年）11月10日：西帯広駅に改称。
1970年（昭和45年）5月20日：貨物取扱い廃止。
1971年（昭和46年）10月2日：荷物取扱い廃止。無人駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となる。
1995年（平成7年）度：石勝線・根室線高速化工事に伴い同年度から翌年度にかけ分岐器を弾性分岐器に交換。
2001年（平成13年）10月31日：駅舎を改築。

駅名の由来は、旧駅名の「伏古」がアイヌ語の「フㇱコペッ（husko-pet）」（古い・川）の上部から取られたこと、そして現駅名が帯広の西方に位置することに由来します。

駅構造

西帯広駅は、単式ホームと島式ホームの2面3線を有する地上駅です。ホームへは跨線橋を利用する必要があります。これは、かつて駅舎とホームの間に帯広貨物駅と日本甜菜製糖芽室製糖所を結ぶ専用線があった名残です。

本線は2番線で、列車の交換や追い抜きの場合に限り、下りは1番線（場合により3番線）、上りは3番線を使用します。専用線側に使われていないホームが残存しているのも特徴です。現在は帯広駅が管理する無人駅となっています。

のりば

利用状況

近年の一日の平均乗降人員は以下の通りです。

(データが提供されていません)

駅周辺

駅周辺は住宅地が広がっており、近年は南側に商業施設も増えてきています。

北海道道440号西帯広停車場線
北海道道214号川西芽室音更線
北海道道151号幕別帯広芽室線
国道38号
帯広広尾自動車道芽室帯広IC
帯広警察署西帯広交番
西帯広郵便局
帯広信用金庫つつじが丘支店
帯広市川西農業協同組合（JA帯広かわにし）西帯広支店
帯広市立西小学校
帯広市立第二中学校
北海道帯広三条高等学校
北海道立帯広高等技術専門学院
北海道帯広養護学校
北海道帯広盲学校
北海道帯広聾学校
十勝バス本社
十勝バス・ポテトライナー「西帯広」停留所
公益財団法人北海道医療団 帯広西病院
* 医療法人社団博愛会 開西病院

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

大成駅 (K28) - 西帯広駅 (K29) - （帯広貨物駅） - 柏林台駅 (K30)

西帯広駅は、地域の足として、また周辺住民の生活を支える駅として、これからも重要な役割を果たし続けるでしょう。

もう一度検索