越後中里駅

越後中里駅について

越後中里駅（えちごなかざとえき）は、新潟県湯沢町の土樽に位置し、東日本旅客鉄道（JR東日本）の上越線に属する駅です。この駅は、湯沢中里スノーリゾートへ直接接続しており、特に冬にはスキー客で賑わいます。

歴史

駅は1931年に開設され、当初は一般駅として機能していました。1960年にはホームがかさ上げされ、1965年には東口が新設されました。その後、1970年には貨物取扱が廃止され、駅は完全に旅客駅となりました。1980年には、コンクリート造の2代目駅舎が完成し、1987年の国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となりました。

駅の構造

越後中里駅は、1面1線の単式ホームと2面2線の島式ホームの計3線を持つ地上駅です。駅舎は単式ホームの隣に設置され、跨線橋によって両ホームは接続されています。また、跨線橋からは東口に向かう通路が設けられており、東口は中里スキーセンターの内部に位置しています。駅舎は1980年に建設された平屋建てで、無人駅として越後湯沢駅が管理しています。

駅周辺の魅力

西口周辺では郵便局や警察駐在所、宿泊施設が点在しており、魚野川沿いには大型マンションが立ち並んでいます。特におすすめは、湯沢中里スノーリゾートで、冬はスキーやスノーボードを楽しむことができ、夏にはゴルフやフォレストアドベンチャーといった活動も行えます。さらに、旧型客車（スハ43系）が休憩室として使用されており、趣のあるひとときを過ごせるスポットになっています。

周辺観光スポット

• - ホテル エンゼルグランディア越後中里: 駅から南東に徒歩5分の距離に位置しており、スキー場の目の前にあるため、アクセスが非常に便利です。
• - 瑞祥庵: 駅から西に徒歩12～15分の地点にあり、著名な彫刻家・石川雲蝶による仁王像が安置されています。
• - 湯沢中里ホタルの里: 6月から7月にかけて、ホタルの光を楽しむことができる場所で、駅から徒歩15～20分です。
• - 湯沢フィッシングパーク: 駅の北西に位置し、徒歩25～30分で到着します。自然に囲まれたこの場所で、釣りを楽しむことができます。

バス路線

越後交通グループの南越後観光バスが駅周辺を通る路線バスを運行しており、最寄りのバス停は「中里駅角」に位置しています。こちらはスキー場の反対側の出口から徒歩1～2分の場所にあります。

交通アクセス

隣接する駅は上越線の土樽駅と岩原スキー場前駅で、交通の便も良好です。

越後中里駅は、観光スポットやアクティビティが豊富な地域の中心に位置しており、訪れる人々にとって魅力的な場所となっています。スキーシーズンには特に多くの観光客が訪れ、賑わいを見せる駅です。

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