逸見駅

逸見駅について

逸見駅（へみえき）は、神奈川県横須賀市東逸見町二丁目に位置する、京浜急行電鉄本線の駅です。駅番号はKK57で、京急線全72駅中70位の乗降人員となっています。

歴史

逸見駅は1930年（昭和5年）4月1日に湘南電気鉄道の駅として開業しました。当初は島式ホーム1面2線でしたが、その後、以下の変遷を経て現在の形に至っています。

1930年（昭和5年）4月1日 - 湘南電気鉄道の駅として開業。当初は島式ホーム1面2線。
1941年（昭和16年）11月1日 - 湘南電気鉄道と京浜電気鉄道が合併し、京浜電気鉄道の駅となる。
1942年（昭和17年）5月1日 - 京浜電気鉄道が東京横浜電鉄へ合併し、東京急行電鉄（大東急）の駅となる。
1948年（昭和23年）6月1日 - 京浜急行電鉄が発足し、京浜急行電鉄の駅となる。
1958年（昭和33年）9月7日 - 待避設備を持つ相対式ホーム2面4線の駅構造となる。
1972年（昭和47年）12月18日 - ホーム有効長を4両分から6両分に延伸。
2013年（平成25年）3月26日 - 上りホームのエレベーターが運用開始。
2014年（平成26年）3月 - 下りホームと改札口のエレベーターが運用開始。

駅構造

駅構造は、中央2線の通過線を挟む形で相対式ホーム2面2線を有しており、当駅で列車の追い越しが可能です。ホームは副本線にあり、有効長は6両編成分です。品川寄りには渡り線が設けられており、非常時には折り返し運転に対応できます。

駅構内は大きく湾曲しており、通過線では上り線40km/h、下り線65km/hの速度制限が課せられています。上りホームへの分岐器は外方分岐ですが、勾配はなく逆カントにはなっていません。

駅には上りホームと下りホーム、改札口にそれぞれエレベーターが設置されており、バリアフリー化が進められています。かつては車いす用階段昇降機も設置されていました。

のりば

駅のホームは以下の通りです。

1番線：下り　浦賀方面
2番線：上り　品川方面

利用状況

2023年（令和5年）度の1日平均乗降人員は4,545人で、京急線全72駅中70位となっています。近年の1日平均乗車人員と乗降人員の推移は以下の通りです。

（具体的な数値は省略）

駅周辺

駅周辺は丘陵地と住宅地が広がっています。海岸近くまで丘陵が迫り、谷筋には民家が密集しています。海側の狭い平地には、「ウェルシティ横須賀 天空の街」と名付けられた113mの高層マンションがあり、地域のランドマークとなっています。

主な周辺施設は以下の通りです。

横須賀市役所逸見行政センター
ウェルシティ横須賀
横須賀市保健所
横須賀市生涯学習センター（まなびかん）
横須賀市健康増進センター(すこやかん)
横須賀市立逸見小学校
横須賀逸見郵便局
東日本旅客鉄道（JR東日本）横須賀線横須賀駅 - 北へ400m程。
国道16号

バス路線

駅前にバス停はなく、北に400m程離れた国道16号上に設置されている「汀橋（なぎさばし）」が最寄りのバス停となります。
発着する主な路線は以下の通りです。

東方向
八31 - 安浦二丁目行（米ヶ浜経由） ※18時台まで
八31 - 安浦二丁目行（日ノ出町経由） ※19時台以降

西方向
八31 - 内川橋行
追34 - 追浜駅行 ※夜のみ

隣の駅

京浜急行電鉄本線

■快特・■特急: 通過
■普通: 安針塚駅 (KK56) - 逸見駅 (KK57) - 汐入駅 (KK58)

外部リンク

逸見駅（各駅情報） - 京浜急行電鉄
* ウェルシティ

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