鴻巣市立陸上競技場

鴻巣市立陸上競技場の紹介

鴻巣市立陸上競技場は、埼玉県鴻巣市にある地域のスポーツ施設で、陸上競技とサッカーの二つの主要な競技が行える場となっています。この施設は、鴻巣市が所有し、指定管理者であるシンコースポーツ・サンワックス共同事業体によって運営されています。

構成と設備

競技場は、メイングラウンド、サブグラウンド、そしてジョギングコースの三つのエリアで構成されています。スぺースの大きさは約46,131平方メートルに及び、利用者に広々とした環境を提供しています。

メイングラウンド

メイングラウンドは、日本[[陸上競技連盟]]に認定された第三種の競技場であり、以下のような特徴があります。

• - トラックは一周400メートルで、8レーンを備えています。
• - 全天候型のゴムチップウレタン舗装で、降雨時でも安定して利用できるのが特徴です。
• - フィールドは105メートル×69メートルで、質の高い西洋芝が敷かれています。
• - 各種陸上競技に対応するため、走り幅跳びや三段跳び用の砂場、走り高跳びや棒高跳び用の助走路、さらに円盤投げやハンマー投げ、砲丸投げ用のサークルも完備されています。
• - 約5,000人を収容できる施設で、メインスタンドは672席の観覧席を持ち、残りは芝生スタンドとして4,500人を収容します。

メインスタンドは鉄筋コンクリート造の1階建てで、1階には事務室や選手控室、放送室、医務室などの多くの設備が備わっています。また、屋上部分にも672席の観覧席があります。

サブグラウンドとジョギングコース

サブグラウンドは利用料が無料で、125メートルのクレー舗装のトラックと、コウライ芝のフィールドがあります。さらに、約700メートルのジョギングコースが整備されていて、幅3メートルのゴムチップウレタン舗装が施されています。

歴史

鴻巣市立陸上競技場は、1993年（平成5年）3月に完成し、以来、地域のスポーツ振興に寄与してきました。特に、浦和レッドダイヤモンズや大宮アルディージャの試合が行われ、サッカーの放映も経験していますが、現在はJリーグの基準を満たさないため、トップチームの試合は開催できません。浦和レッドダイヤモンズ・レディースのホームゲームとしての利用は続いており、大宮アルディージャによる練習場としても重宝されています。

交通アクセス

施設へのアクセスも便利で、駐車場は275台分が用意されています。JR高崎線の鴻巣駅からは東口を出て徒歩約15分で到着できます。バスを利用される方は、東武バスウエストや川越観光自動車、朝日自動車の鴻巣免許センター行きのバスに乗り、「鴻巣免許センター」で降りればすぐに競技場にアクセスできます。

このように、鴻巣市立陸上競技場は、様々なスポーツ活動の場として、地域コミュニティにとっても重要な役割を果たしています。

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