えびの高原温泉

えびの高原温泉は、宮崎県えびの市末永に位置する温泉地です。標高1200mのえびの高原にあり、九州で最も標高の高い場所に位置する温泉の一つとして知られています。周囲は白鳥山、えびの岳、韓国岳の三つの山に囲まれており、自然豊かな環境が魅力です。

泉質と効能

泉質は炭酸水素塩泉で、源泉温度は43.2度です。神経痛、運動器障害、慢性婦人病、リューマチ、創傷、慢性湿疹、角化症などに効果があるとされています。

温泉地の特徴

えびの高原は四季折々の美しい景色が楽しめる場所です。春から夏にかけては草花が咲き乱れ、新緑が目に鮮やかです。秋には高原一帯がススキの穂で黄金色に染まり、紅葉とのコントラストが息をのむ美しさです。

かつては「えびの市営露天風呂」が名高く、九州で最も標高の高い場所にある温泉として親しまれていました。しかし、2005年7月頃から湯温が低下し始め、同年9月の台風14号以降は源泉温度が28度まで低下してしまいました。これにより、2005年10月11日から臨時休業を余儀なくされ、専門家による調査が行われましたが、原因は解明されませんでした。その後、再開の見通しが立たないことから、2006年4月に休止となりました。現在は、えびの高原荘で温泉を楽しむことができます。

周辺情報

えびの高原は、霧島錦江湾国立公園内に位置しており、豊かな自然が保護されています。周辺には、えびの高原、霧島山などの観光スポットがあります。また、宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線が通っており、アクセスも比較的容易です。

関連情報

日本の[[温泉地一覧]]
えびの高原
霧島錦江湾国立公園
宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線
霧島山

外部リンク

えびの高原荘 - 公営国民宿舎
* えびの高原荘

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