おーい!まんがだヨー

『おーい!まんがだヨー』の概要と放送履歴

『おーい!まんがだヨー』は、1973年10月から1978年9月までの約5年間、日本テレビにてアニメ再放送の枠として設けられていました。この番組枠は、子供たちに向けた様々なアニメーションを再放送する場となり、多くの人気作が紹介されました。

番組の始まりと変遷

日本テレビは1969年4月に、平日の8時台で初めて海外アニメの再放送枠を設けましたが、その当初は特に枠名がない状態でした。1973年に「朝の子供マンガ劇場」という名前が付けられ、さらに同年10月からは魅力あふれる『おーい!まんがだヨー』として定着しました。初期は海外アニメが中心でしたが、1974年4月以降は国産アニメや特撮ドラマも取り扱うようになりました。この変化により、名作アニメ「ドラえもん（第1作）」の再放送も行われたのです。

放送時間と編成

『おーい!まんがだヨー』の放送時間は、時期によって異なりました。全て日本標準時で、以下が大まかなスケジュールです：
- 1973年10月1日 - 1974年3月29日: 月曜 - 金曜 8時20分 - 8時50分
- 1974年4月1日 - 1977年4月1日: 月曜 - 金曜 8時00分 - 8時30分
- 1977年4月4日 - 1978年3月31日: 月曜 - 金曜 8時25分 - 8時55分
- 1978年4月3日 - 1978年9月29日: 月曜 - 金曜 8時30分 - 8時55分

また、新聞休刊日の8時00分からの『読売新聞ニュース』が放送される日は、この番組も15分繰り下がって放送されていました。

放送された作品

『おーい!まんがだヨー』では、多彩なアニメ作品が放送されました。特に注目される作品には、以下のようなものがあります：

• - ずっこけマンガ大作戦（『快傑五人組』の再放送を含む）
• - ロケット・ロビンフッド
• - ドラえもん（第1作）
• - 海底少年マリン（未放送分は初回放送扱い）
• - 隆一まんが劇場 おんぶおばけ
• - ハクション大魔王
• - 樫の木モック
• - けろっこデメタン
• - ガンバの冒険
• - スカイヤーズ5（第2作）
• - スーパーロボット マッハバロン
• - マッハGoGoGo
• - ジムボタン
• - 冒険コロボックル
• - 海のトリトン
• - 好き! すき!!! 魔女先生
• - アンデルセン物語（『カルピスまんが劇場』版）
• - 宇宙の騎士テッカマン
• - ワンサくん
• - ハゼドン

特徴と印象

『おーい!まんがだヨー』は、特に手書きのタイトルカード表示の際にはBGMが使用されないことが原則でしたが、一部例外として『アンデルセン物語』のエピソードでは、そのオープニングのBGMが流れる場面もありました。これによって、作品ごとの印象が強調されたのです。

まとめ

このように、『おーい!まんがだヨー』の再放送枠は、日本のアニメ文化における重要な一端を担っていました。その後、1974年からはマニアックな海外アニメの新たな枠組みとして「まんがパレード」が引き継がれることになりますが、今でも多くの視聴者に愛された作品たちを世に送り出したという事実は変わりません。

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