つくばコミュニティ放送

つくばコミュニティ放送株式会社（ラヂオつくば）について

つくばコミュニティ放送株式会社は、茨城県つくば市の一部地域を対象とするコミュニティFMラジオ局です。「ラヂオつくば」の愛称で親しまれ、地域に根差した情報発信を行っています。放送エリアは、つくば市と土浦市の一部地域で、周波数は84.2MHzです。

開局までの経緯

2008年（平成20年）に開局しました。筑波大学の足立和隆准教授によるコミュニティ放送局設立の活動と、防災科学技術研究所の増田和順研究員が運営していたミニFMボランティア団体「Radio Tsukuba」が合流して設立されました。開局当初は、足立氏と増田氏がそれぞれ相談役と代表取締役社長を務めました。

放送局の概要

本社とスタジオは、つくば市吾妻の寿美ビルにあります。サテライトスタジオとして、つくばセンタービル2階に「セン」、トナリエつくばスクエア3階に「トナリエスタジオ」があります。以前は、研究学園のiiasつくばにもサテライトスタジオがありました。
送信所は筑波大学総合研究B棟にあり、空中線電力は10Wです。研究学園都市コミュニティケーブルサービス（ACCS）でも同じ周波数で再送信されています。また、インターネット配信はSimulRadioを通じて行われています。つくば市とは災害時の放送に関する協定を締結しており、災害時には重要な情報源となります。

沿革

2008年3月12日：つくばコミュニティ放送株式会社設立
2008年8月15日：放送局の予備免許取得
2008年10月3日：放送局の免許取得
2008年10月10日：開局
2009年10月1日：ACCSが再送信開始
2009年10月10日：SimulRadioによるインターネット配信開始（10月中は試験配信）
2009年11月1日：正式にインターネット配信開始
2011年3月14日：東日本大震災発生に伴い、つくば市臨時災害放送局を開設。ラヂオつくばの機材を利用し、空中線電力を増強して放送。（4月15日まで）
2012年3月8日：つくば市と「災害に係る放送の要請に関する協定書」を締結
2012年4月1日：本社・スタジオを近隣の吾妻クリランドビルに移転
2013年3月9日：本社・スタジオを寿美ビルに再移転
2013年4月15日：サテライトスタジオを移転、「セン」として開設
2021年8月6日：「トナリエスタジオ」を開設。生放送に使用、「セン」は番組収録に使用

主な番組

Wh@t's Tsukuba!（月 - 金 11:00 - 13:00）
つくばYou've got 84.2（発信chu）!（月 - 金 17:00 - 19:00）

関連事項

研究学園都市コミュニティケーブルサービス（ACCS）：同周波数で再送信を実施
常陽新聞：地域メディアとしての連携
ラジオきらっと：かつてつくばで開催された博覧会のイベント放送局
つくばテレビ：かつて存在した地域情報発信局
あさくさFM：番組を供給していたミニFM局

外部リンク

つくばコミュニティ放送
ラヂオつくば - CSRA
This is RADIO_ラヂオつくば (@tis_radio) - X（旧Twitter）
つくばコミュニティ放送株式会社（ラヂオつくば） (radiotsukuba) - Facebook

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