のざわ温泉交通

のざわ温泉交通株式会社

概要

のざわ温泉交通株式会社は、長野県下高井郡野沢温泉村に本社を置くバス・タクシー事業者です。1968年の設立以来、地域住民の足として、また観光客の移動手段として重要な役割を担っています。日本バス協会の会員ではありません。

沿革

1968年（昭和43年）- 会社設立。
2015年（平成27年）
3月14日 - 北陸新幹線飯山駅開業に伴い、野沢温泉ライナー運行開始。
3月31日 - 湯の花号柏尾線が運行終了。

バス事業

路線バス

野沢温泉ライナー

北陸新幹線飯山駅と野沢温泉を結ぶ主要路線です。2015年3月14日に運行を開始しました。この愛称は、野沢温泉村が公募し、59件の応募の中から選ばれました。選定理由として、「シンプルに野沢温泉村へ行くバスと分かりやすく、ライナーという言葉が速達性と定期制を表現している」とされています。

運行ルート: 野沢温泉 - 新田 - 中尾 - 前坂 - 北飯山 - 飯山駅
野沢グランドホテル - 飯山駅間では、長電バスの野沢線も運行していますが、こちらは中村（木島平村）や木島（飯山市）を経由するルートです。
2024年12月14日からは、Suica・PASMOなどの交通系ICカード全国相互利用サービスが利用可能になりました。ただし、のざわ温泉交通ではSuicaの発売は行っていません。

湯の花号

野沢温泉村の温泉街と明石地区を結ぶ路線です。地域住民の生活を支える重要な交通手段となっています。

七ヶ巻線

野沢温泉・真湯 - 野沢温泉 - 学校前 - 七ヶ巻 - 明石を結ぶ路線です。

スキーシャトルバス

冬季限定で、野沢温泉スキー場と温泉街を結ぶ無料シャトルバスを運行しています。長坂ゴンドラバスターミナルから横落下まで、AからJまでの停留所記号が付けられています。

運行ルート例: 長坂ゴンドラバスターミナル → 前坂入口 → 中尾 → 中央ターミナル → 横落下 → 前坂入口 → 長坂ゴンドラバスターミナル

貸切バス

グループでの観光や送迎など、様々な用途に対応した貸切バスサービスを提供しています。また、野沢温泉および飯山駅から地獄谷野猿公苑（山ノ内町）を訪れる「スノーモンキーツアー」などの企画ツアーも実施しています。

休廃止路線

湯の花号 柏尾線

かつて運行していた「湯の花号」の柏尾線は、野沢温泉・真湯 - 野沢温泉 - 中尾 - 柏尾 - 戸狩[[野沢温泉駅]]を結んでいましたが、2015年3月31日をもって運行を終了しました。翌日からは、飯山市の乗り合いタクシー瑞穂木島線が代替として柏尾 - 戸狩間を運行しています。デマンドタクシーに変更されたため、事前に電話予約が必要となっています。

タクシー事業

本社所在地に乗り場を設けています。

車両

バス

野沢温泉ライナー用の大型車両のほか、貸切バス用にトヨタ・ハイエースコミューター（15人乗り）、トヨタ・コースター（24人乗り）、日野・リエッセ（29人乗り）などの小型車両を保有しています。

タクシー

日産・セレナ（4人乗り普通車）4台と、トヨタ・ハイエース（9人乗り特定大型車）を保有。冬季の積雪にも対応するため、全車4WDです。

外部リンク

のざわ温泉交通公式ウェブサイト
野沢温泉ライナー時刻表
* 湯の花号時刻表

もう一度検索