アフリカ審議官

アフリカ審議官とは

アフリカ審議官は、かつて外務省に設置されていた役職の一つです。2001年4月に中東アフリカ局に設置され、アフリカ地域における外交政策の立案・実行を担っていました。しかし、2012年の外務省組織改編により廃止され、その機能は新設されたアフリカ部へと引き継がれました。

組織

アフリカ審議官は局長級の役職であり、その下に以下の組織が置かれていました。

アフリカ部長（旧アフリカ審議官）：組織の長として、アフリカ地域に関する政策を統括していました。
審議官／参事官：アフリカ部長を補佐し、政策立案や関係機関との調整を行っていました。
アフリカ第一課：アフリカの特定地域や国を担当し、情報収集や外交交渉を行っていました。
アフリカ第二課：アフリカ第一課と同様に、他の地域や国を担当していました。

歴代審議官・部長

アフリカ審議官（後にアフリカ部長）を務めた人物は以下の通りです。

小田野展丈（初代）
堂道秀明（2002年）
河野雅治（2003年）
小田部陽一（2005年）
目賀田周一郎（2007年）
木寺昌人（2008年）
秋元義孝（2008年）
草賀純男（2010年）
岡村善文（2012年）
丸山則夫（2014年）
大菅岳史（2017年）
牛尾滋（2018年）
森美樹夫（2019年）
米谷光司（2021年）

アフリカ審議官の廃止とその後

2012年の外務省組織改編により、アフリカ審議官の役職は廃止されました。この組織改編では、大臣官房広報文化交流部が廃止され、中東アフリカ局にアフリカ部が新設されました。これにより、アフリカ審議官が担っていた機能は、アフリカ部へと引き継がれることとなりました。

関連事項

審議官

外部リンク

外務省中東アフリカ局

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