クライマックス ロマンティック・ソングス

クライマックス ロマンティック・ソングス：1990年代J-POPの名曲集

ソニー・ミュージックダイレクトより2008年8月20日に発売された『クライマックス ロマンティック・ソングス』(MHCL-1361～1362)は、1990年前後のヒット曲を網羅した、2枚組のコンピレーションアルバムです。数々のドラマやCMで話題になった、甘く切ないラブソングが満載で、当時を懐かしむ世代だけでなく、初めて聴く若い世代にも新鮮な感動を与えてくれる作品となっています。

収録楽曲：時代を彩った名曲の数々

このアルバムには、CHAGE&ASKA、米米CLUB、久保田利伸、小田和正など、日本の音楽シーンを代表するアーティストたちの楽曲が収録されています。

DISC 1では、ドラマ主題歌として親しまれた名曲の数々が並びます。CHAGE & ASKAの『YAH YAH YAH』はフジテレビ系ドラマ『振り返れば奴がいる』の主題歌として人気を博し、小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』は『東京ラブストーリー』の主題歌として社会現象を巻き起こしました。
さらに、WANDSの『もっと強く抱きしめたなら』、TUBEの『夏を待ちきれなくて』、中西保志の『最後の雨』、徳永英明の『夢を信じて』、KANの『愛は勝つ』、佐野元春の『約束の橋』、浜田省吾の『もうひとつの土曜日』、藤井フミヤの『Another Orion』、大滝詠一の『幸せな結末』、今井美樹の『PIECE OF MY WISH』、中島みゆきの『浅い眠り』、そしてTHE BOOMの『島唄 (オリジナル・ヴァージョン)』など、各アーティストを代表する名曲が収録され、バラエティに富んだ音楽性を堪能できます。
これらの楽曲は、それぞれのドラマやCMと深く結びついており、聴く者の心に強い印象を与えてくれます。当時を知る人にとっては、懐かしい思い出が蘇る、まさにタイムスリップ体験となるでしょう。

DISC 2には、小室哲哉プロデュースの楽曲から、奥田民生、ウルフルズ、T-BOLANといったアーティストのヒット曲が収録されています。trfの『BOY MEETS GIRL』、篠原涼子 with t.komuroの『恋しさと せつなさと 心強さと』、Every Little Thingの『出逢った頃のように』、PUFFYの『アジアの純真』、奥田民生の『愛のために』、ウルフルズの『バンザイ 〜好きでよかった〜』、T-BOLANの『Bye For Now』、相川七瀬の『恋心』、華原朋美の『I'm proud (Radio Edit)』、SPEEDの『my graduation』、中山美穂の『ただ泣きたくなるの』、the brilliant greenの『そのスピードで』、CHARAの『やさしい気持ち』、電気グルーヴの『Shangri-La』、ZOOの『Choo Choo TRAIN』、そしてバブルガム・ブラザーズの『WON'T BE LONG』など、いずれも時代を象徴する名曲ばかりです。

これらの楽曲は、それぞれのCMソングやドラマ主題歌としてだけでなく、当時の若者たちの恋愛や青春を彩る、大切なサウンドトラックとして記憶されています。

このアルバムは、単なるコンピレーションアルバムにとどまらず、1990年代のJ-POPシーンを凝縮した、貴重な音楽の歴史の一片と言えるでしょう。当時を懐かしむ方、そして当時を知らない若い世代にも、日本の音楽史における重要な時代を体験できる、素晴らしい作品です。

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