ゴールドグラブ賞受賞者一覧 (一塁手)

ローリングス・ゴールドグラブ賞

ローリングス・ゴールドグラブ賞は、メジャーリーグベースボール（MLB）において、守備の優れた選手を称えるために設けられた賞です。1957年に、グラブメーカーであるローリングス社によって創設されました。

選考方法

各リーグから、ポジションごとに1人ずつ、計9人の選手が選出されます。選考は、各チームの監督とコーチによる投票によって行われます。ただし、自分のチームの選手に投票することはできません。初代の1957年のみ、各ポジションで両リーグから1人ずつ選出されましたが、1958年以降は、両リーグからそれぞれ1人（外野手は3人）が選ばれる形式となっています。

受賞記録

一塁手として最多のゴールドグラブ賞受賞回数を誇るのは、キース・ヘルナンデスで、1977年から11年連続で受賞しています。アメリカンリーグでは、ドン・マッティングリーが9回受賞しており、最多記録となっています。アメリカ野球殿堂入りを果たしている選手の中では、エディ・マレーとジェフ・バグウェルがゴールドグラブ賞を受賞しています。

一塁手に関する記録

刺殺

スティーブ・ガービーは、1977年にゴールドグラブ賞を受賞した一塁手として、最多となる1606刺殺を記録しました。アメリカンリーグでは、エディ・マレーが1984年に1538刺殺を記録しています。

失策

ケビン・ユーキリスは、一塁手として唯一、ゴールドグラブ賞を受賞した年に無失策を達成しました。1失策を記録した選手は、ウェス・パーカー（1968年）、J.T.スノー（1998年）、ラファエル・パルメイロ（1999年）、マーク・テシェイラ（2012年）、エバン・ホワイト（2020年）、アンソニー・リゾ（2020年）の6人です。一方、最多失策を記録したのは、ジョージ・スコットで、1967年に19失策を記録しています。

補殺

ジョーイ・ボットは、2011年にゴールドグラブ賞を受賞した一塁手として、最多となる173補殺を記録しました。

併殺

併殺のゴールドグラブ賞受賞年の一塁手としての最多記録は、1980年のセシル・クーパーによる160併殺です。

ローリングス・ゴールドグラブ賞は、長年にわたり、MLBにおける最高の守備力を誇る選手たちを称え続けています。その選考方法や記録を通じて、守備の重要性と奥深さを伝えています。

Rawlings Gold Glove Award Website

MLB Awards (Gold Glove Winners)

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