デザイン用語

デザイン用語集

この文書は、デザインに関する幅広い用語を解説した辞書です。印刷、美術、建築、広告、CG、写真、DTP、服飾など、様々な分野のデザイン用語を網羅しています。各用語には、可能な限り詳細な説明と、関連する用語や概念へのリンクを提供することで、デザインの学習や業務における理解を深めることを目指しています。

あ行

アーキテクト (Architect): 建築設計を行う専門家。建築物の設計、計画、監理を行います。
ArchiCAD: 建築設計のためのCADソフトウェア。3Dモデリングや図面作成などが可能です。
アート紙 (Art paper): 印刷に適した上質紙の一種。滑らかで光沢があり、鮮やかな発色を実現します。
アートディレクター (Art director): 広告や出版物などのビジュアル面全体の責任者。デザインの方向性を決定し、クリエイティブチームを統率します。
アーミールック (Army Look): 軍服をモチーフにした、機能的で無骨なデザインスタイル。
アール・デコ (Art Deco): 20世紀初頭に流行した装飾様式。幾何学模様や洗練されたデザインが特徴です。
アール・ヌーボー (Art Nouveau): 19世紀末から20世紀初頭に流行した装飾様式。植物や曲線をモチーフとした、優雅で有機的なデザインが特徴です。
RIP (Raster Image Processor): ラスター画像を処理するソフトウェア。印刷データの出力に不可欠な役割を果たします。
RGB (Red, Green, Blue): 光の三原色を用いた色表現方式。モニターなどの発光デバイスで使用されます。
RGBA (Red, Green, Blue, Alpha): RGBに加え、透明度を表すアルファ値を含む色表現方式。
IMC (Integrated Marketing Communication): 統合的なマーケティングコミュニケーション。様々な媒体を統合的に活用し、一貫性のあるメッセージを伝える手法です。
アイキャッチ (Eyecatch): 視覚的なインパクトを与え、注目を集めるためのデザイン要素。
ICCプロファイル: 色の再現性を正確に管理するためのデータ。異なる機器間での色ずれを防ぎます。
IGES (Initial Graphics Exchange Specification): CADデータの交換フォーマット。異なるCADソフトウェア間でのデータのやり取りを可能にします。
アイソタイプ (International System of Typographic Picture Education): 国際的な絵文字体系。簡潔で分かりやすい図像で情報を伝えます。
アイソメトリック (Isometric): 等角図法。3次元図形を2次元に投影する手法で、立体感を表現できます。
アイドマ (AIDMA): 広告効果測定モデル。Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字をとったもの。
アイボリー (Ivory): 象牙色。クリーム色に近い、柔らかな色合いです。
アウトサイダー・アート (Outsider Art): 専門的な美術教育を受けていない人々によって制作された美術作品。
アウトライン (Outline): 輪郭線。図形や文字の輪郭を示す線のことです。
アウトラインフォント (Outline Font): 輪郭線データで構成されたフォント。拡大縮小しても、文字が劣化しません。
青焼き (青写真): 製図などで使われる、青色の図面。
アクセシビリティ (Accessibility): デザインが、身体的なハンディキャップを持つ人々も含め、すべての人にとって利用しやすい状態であること。
アクソノメトリック (Axonometric): 軸測投影図法。3次元図形を2次元に投影する手法の一つです。
アクティベーション (Activation): デザインによって、ユーザーの行動を促すこと。
アクリル絵具 (Acrylic paint): アクリル樹脂を主成分とした絵具。速乾性で、様々な素材に描画できます。
ASA (American Standards Association): アメリカ規格協会。写真感光材料の感度を表すASA感度で知られています。
アタリ: 絵画やデザインの下描き。全体の構成やバランスを確認するために作成されます。
Apple (Apple Inc.): パーソナルコンピュータやソフトウェアなどを開発・販売する企業。デザイン性の高さで知られています。
アドバタイジング (Advertising): 広告。商品やサービスを宣伝し、消費者を誘導するための活動です。
アドビ (Adobe Inc.): 画像編集ソフトウェアやデザインツールなどを開発・販売する企業。PhotoshopやIllustratorなど、広く使われているソフトウェアを開発しています。
アナモルフォーシス (Anamorphosis): 特定の位置から見ると、歪んだ図形が本来の姿を表す技法。
アニメーション (Animation): 動きの錯覚を利用して、静止画を連続的に表示することで動いているように見せる表現手法。
アバンギャルド (Avant-garde): 既存の枠にとらわれない、革新的な芸術やデザイン。
アフォーダンス: 環境や物体が、人がどのように相互作用できるかを示唆する性質。
アブストラクトアート (Abstract Art): 具象的な表現を排し、色や形、構成要素などを抽象的に表現する美術。
油絵 (Oil painting): 油彩絵具を用いた絵画技法。
アプロプリエーションアート: 既存の芸術作品やイメージなどを引用・改変して制作されたアート。
網点 (Halftone dot): 印刷において、色の濃淡を表現するために用いる点の集まり。
アメニティ (Amenity): 快適さや便利さ。建築物においては、居住者の快適性を高めるための設備や環境を指します。
アラベスク (Arabesque): 植物や幾何学模様を組み合わせた、イスラム美術に見られる装飾様式。
アルファ値 (Alpha value): 画像の透明度を表す数値。0が完全に透明、1が完全に不透明です。
アルファチャンネル (Alpha Channel): 画像の透明度情報を保存するチャンネル。
アルファブレンド (Alpha Blend): 透明度を持つ画像を重ね合わせる合成手法。
アンシャープマスク (Unsharp Mask): 画像の輪郭を強調する画像処理。
アンチエイリアス (Anti-aliasing): デジタル画像における、ギザギザした線を滑らかに処理する技術。

...(続く)

もう一度検索