七台河市

七台河市（しちだいが-し）

七台河市は、中華人民共和国黒竜江省に位置する地級市であり、鶴崗市と並び、中国を代表する炭鉱都市として知られています。1958年に採掘が開始されて以来、中国国内の石炭供給源として重要な役割を果たしてきました。

地理

七台河市は黒竜江省の東部に位置し、南は鶏西市および牡丹江市、北はジャムス市および鶴崗市、東は双鴨山市、西はハルビン市と接しています。市の中心部には桃山区、茄子河区、勃利県に囲まれるように桃山ダムがあり、このダムを源とする倭肯河は松花江の支流の一つです。

歴史

市名は、オロチョン語で「薪屋」を意味する「奇塔河」が転訛したものです。最初の行政区画は1948年に設置された七台河区で、1951年には第十二区と改称されました。1956年3月の区制廃止に伴い、七台河、茄子河、中心河の三郷に分割されました。人民公社化が推進された1958年9月には七台河人民公社、同年12月には七台河鉱区人民公社が設置され、1960年3月の七台河鎮設置に伴い七台河鎮人民公社と称されるようになりました。

七台河で産出される石炭を重視した中国政府は、1965年2月2日に七台河特区を設置し、七台河炭鉱で政府と企業の一体化を推進しました。同年5月20日には七台河特区人民委員会が正式に成立し、七台河鎮は廃止されました。

1970年4月1日、黒竜江省革命委員会は七台河特区の廃止と県級の七台河市の設置を決定、1983年10月8日には地級市に昇格し現在に至っています。

行政区画

七台河市は、3つの市轄区と1つの県を管轄しています。

市轄区：
桃山区
新興区
茄子河区
県：
勃利県

年表

1983年10月8日：合江地区七台河市が地級市の七台河市に昇格。(1市1県)
合江地区勃利県を編入。
合江地区宝清県の一部が七台河市に編入。
1984年12月15日：桃山区・新興区・茄子河区が発足。(3区1県)
2009年12月11日：勃利県の一部が新興区に編入。(3区1県)

交通

鉄道

中国国家鉄路集団
中国鉄路ハルビン局集団公司
牡佳旅客専用線
図佳線
勃七線

道路

高速道路
鶴大高速道路
依興高速道路
国道
G201国道
G229国道

健康・医療・衛生

七台河市内には以下の医療機関があります。

七台河市人民医院
七台河紅十字博愛医院
七台河警官医院
七台河市中医医院
七台河市新興区医院
七台河市新興区婦幼保健院
七台河市茄子河区医院
勃利県人民医院

名所・旧跡・観光スポット

勃利国家森林公園
石龍山国家森林公園

その他

七台河市に関連する情報として以下があります。

酸菜
ハルビンビール
東北菜
[アムール川]
松花江
松嫩平原
小興安嶺山脈
亜寒帯冬季少雨気候
闖関東
大連市を除く'>[在瀋陽日本国総領事館]]（管轄区域：遼寧省]・[[吉林省・黒竜江省）

外部リンク

* 七台河市人民政府 (実際のURLを記載してください)

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